人狼物語 三日月国

184 【R-18G】ヴンダーカンマーの狂馨


【人】 医者 ノーヴァ



[ふたりぶんの体重を支えながら歩くのは、かなり難しいことだ。
けれども、確かに一歩一歩前を踏みしめているのは事実。
一味違う賑わいを感じ始めた頃合いだったろうか。

……向かい側から、日常とは違う異色の輝きが此方へ走ってくるのを認めたのは。]


    [石を蹴る。適当な大きさの石だった。
     その美しさは“大切なもの”だとわかるから。
     必死に走るその足元へ、あわよくばつまづいて。
     地面に叩きつけられてしまえばよいのだと……]*


 
(0) 2022/11/10(Thu) 0:01:05