人狼物語 三日月国

201 【身内】甲斐なき星の夜明け前


【人】 シオン

 ***

[それから
 私は黙ってじっと待ち続けていた。
 連絡が来なかったら? 一日中だって待っていたよ。


 それは思ったよりずっと早く来た。>>50
 一人でいたい時間があると思っていたから。
 そのメッセージを見れば
 緊張しつつもそれに返答する。]


 「分かった」


[……言葉を続けるか迷った。
 「私と会うの、大丈夫?」と

 ─────返答が怖くて、送れなかった。]



 「ゆっくりで大丈夫だよ」


[続けれたのはその一文だった。

 駅近くにいたから入り口にはすぐついたよ。
 姿が見えれば駆け寄った。]
 
(2) もやむ 2023/02/21(Tue) 21:06:17