【人】 白い大蜘蛛 カガリビ ―現世/授与所― 悪いのだけど、一つ頼まれてくれないかい? [接客をこなす助勤の巫女>>4へと声を掛ける。 片手に提灯、もう片方は見知らぬ小さな子どもと繋がれている。] また、迷子みたいでね。 僕はまだ巡回の途中だから、君が社務所までこの子を案内してくれると助かるのだけど。 [これもまた、自分の仕事。 現世、隠り世を問わず、道に迷った者を案内する。 幸い、彼女の事は毎年の祭りの中で何度か見掛けていたので、他の巫女より慣れているであろうと、こうして声をかけたのだ。 彼女も、もしかしたら自分が毎年迷子を探して歩く事を知っているかもしれない。 そうであれば、より話は早いのだが、さてどうだろう。**] (5) 2022/03/15(Tue) 9:52:09 |