人狼物語 三日月国

40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】


【人】 空閑 千秋


─廊下の一角─

[ぼんやりとしていると不意に声をかけられ>>8
 意識が現実に戻ってくる。
 瞬き一つ。
 声をかけてきたのはどうやら御同類。
 今回が三回目の宿泊となる自分と>>2
 既に十回を超える数宿泊となる彼女とは>>7
 一応その姿を互いに見た事はあったはずだ。
 それでも、互いにそれを記憶に刻む事は
 無かったのかもしれないけれど。

 もし顔を合わせていたのなら今のように
 何気ない日常の残滓を思わせる中か。
 それとも互いに肌を合わせるだけ合わせて
 悦楽の果てにその記憶を薄れさせてしまったか。
 それとも、互いに男に抱かれながら。女とまぐわいながら。
 その姿を視界に収めていただけかもしれないし
 それとも複数の男女が入り乱れる中。
 …どれもこれも、可能性の話だ。]
 
(9) 2020/08/08(Sat) 9:10:53