人狼物語 三日月国

192 【半突発R-18】ダンジョン オブ イシュノルド【飛び入り、見物解禁】


【人】 宝飾職人 エデン

[ダンジョンの異常がおさまった日、一度店に帰ったきり。
エデンという女はイシュノルドの都市から姿を消してしまった。

誰も命を落とさず、しかし淫らな醜聞に事欠かない騒動の当事者として噂されることに耐えられなかったのでは、と近所の者は噂した。

店に残された魔石は大家の所有となり、やがて安価に売り出される。
生活に必須な水や風、火。
あまり役立たない力の弱い石を工夫してあしらった銀細工。
それから冒険者向けの装備品の数々。
――邪眼の類だけが、密かに女とともに消えていた。

ある日突然、エデンの「遺品」は変容する。
現れる水は媚薬となり、風や火は安全地帯にそれらを導く。
銀細工を身に着けたものは望まぬ魅了の力に振り回される。
そして、冒険者はダンジョンの中で動けなくなる。
しかしそれは数ヶ月後のことだ。

パーティーたのしみだね、と女はうっとりと笑む]
(11) 2023/01/11(Wed) 23:38:34