![]() | 【人】 瀬戸 海瑠かんぱ……え? [そして乾杯をしようとしたら、寸で止められる。 テーブルの上に出て来たのは、上品な背の高い器。>>9 その美しさにしばし見惚れ、手渡したビールが注がれる様にもじっと視線が注がれた。わぁ、と思わず声が漏れる。 泡が雲の様に盛られたきれいな器をひとつ受け取って、 中に埋もれた金色に負けないくらいに目を輝かせた。 素敵な誕生日にしてくれて、嬉しい] ぇへへ、ありがとうございます。 [同じ様にタンブラーを寄せて、同じ様に一口飲んだ。 ちょっと苦い、大人の味。 喉を通ると何だか灼ける様で、他のどの飲み物とも違って思えた] (13) nikibi 2023/04/15(Sat) 12:08:52 |