【人】 Chiavica テオドロ>>11 アリーチェ 「残念ながら、冤罪上等のように見えますからね。 我々にできることは波風を立てないようにすることだけ。 ……どうもきな臭いとしても、 少なくとも署内で言うことではありません。 そう、いつまで職場で俺をテオと呼ぶつもりなんですか」 話題のごまかしついでに凄い曲がり方を見せる。 仕事とプライベートに強く線引きをしている男として、 呼ばれる度に眉をひくと動かしている。照れかもしれない。 「エルヴィーノ……いや、いいか…… 今日は二食食えそうですね、良かった良かった」 ここで怠惰に小言を言うのも、まさか白々しさの裏をつつくのもあまりにも野暮というもので、これまたわざとらしく乾いた笑いを出していた。 (18) backador 2023/09/14(Thu) 23:07:40 |