人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 客 葉月

あの日もし、君のお婆さんに見つけてもらえなかったら。
……俺は今、ここにいないかもしれない。

空腹のまま、心がぽっきり折れて生きるのを諦めてたかも。

俺が今生きていられるのも、
「Madam March Hare」で美味しい料理を食べて、幸せだって思えるのも。

全部、君のお婆さんとあのお店のおかげだよ。

ほんとにありがとね。……それだけ。

[あの日泣いていた彼の言葉。>>0:341

「おぼえててくれて」……それはつまり、そのお店はもう記憶の中で生き続ける場所になっているのだろうと思った。

……伝えたい言葉を伝えきれずに後悔するのは、もう終わりにしたい。
だから彼の目を見て、しっかりと最後まで言い切った]
(23) 2023/03/05(Sun) 4:59:39