人狼物語 三日月国

100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】


【人】 探偵 キエ

>>???
>>7

キエはじっと紙面に増える黒インクを眺めて、問われれば黒いコーヒーで口内を潤し背もたれに体重をかける。文字列を読み故意は見られるが悪意は未だ見られないとキエは適当に判断した。
寧ろ見えない相手から問いが来た事の方がずっと重要だ。

「不思議な事を聞くのだねェ君は。其れを決めるのは僕ではなく君自身だろうよ。君が“此処に某が居る”と決めれば居るし“此処に某が居ない”と決めれば居ない。

 
自分自身の存在など誰も証明ができないのだから
そんな事勝手に決めれば良いじゃないか。それともあれかね、君は誰かに決めて…いや認めて欲しいのかなァ。自身が何者かというだけではなく其の存在迄も」

キエの価値観は人間離れしているが其の自覚はある様で無かった。しかし自分の決めた事が理だと思う確かな強さが其処には在る。
だからこそ存在を保ち続けている。
(23) 2021/10/20(Wed) 9:13:07