人狼物語 三日月国

179 【突発R18】向日葵の花枯れる頃【ソロ可】


【人】 楯山 一利


『……そう。分かった』

それきり、アイツは俺を引き留めることも
何か言葉を掛けて来ることもなかった。
俯いて肩を震わせながら、その場に立ち尽くしているだけ。

また、心が痛くなった。
今なら、まだ謝って済むんじゃないか。
……だけど俺は。


「分かれば良いんだよ。バーカ。」

最後まで憎まれ口を叩き、嘲笑するように舌を出したなら
すぐに踵を返して、アイツの前から去った。
(25) 2022/10/13(Thu) 14:15:21