人狼物語 三日月国

40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】


【人】 空閑 千秋

 
─ラウンジ─
 
   ええ、どうぞ?
 
 
[顔を上げると珍しい風合いが見えた。>>31
 若いのに銀の髪。瞳の色は、自分と似ている。
 柔らかな笑みを浮かべる相手の申し出に頷いては
 一度座り直し居住まいを正した。
 自分が沈み込んだのは二人がけのソファ。
 隣でも、向かいでも。
 そのどちらであっても良いように。

 それにしても、先ほどの彼女もそうだが
 異性に不自由してなさそうな彼も彼女も
 この場所を訪れるのはある意味不思議だ。
 尤も、求めるのは異性ばかりではないかもしれないけど。]
 
 
   こんな早い時間ですから
   一人きりだと思いましたが……。
   貴方も、日の高いうちからお酒を飲む誘惑に
   勝てなかった口ですか?
 
 
[口元に薄く笑みを浮かべて首を傾げる。
 甘いラムコークは冷たく喉を冷やしながら
 臓腑にほんのりと熱を灯した。]*
 
(32) 2020/08/08(Sat) 17:14:29