人狼物語 三日月国

167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】


【人】 狡兎 ツィオ

【どこかのバー】>>34 ラウラ

自然にラウラより入り口側の隣に座り、
メニューも見ずに、答える。

「そうだな……。
 とりあえず一杯目はカーディナルsakeを貰おうかな」

これは。
マウロが唯一嫌いだった酒だ。
それをラウラが知っているかは知らないが、
今はこれを飲んでやりたい気分だった。
あいつが嫌がることをするのが、
俺は小さいころから大好きだったので。

やがて酒が届くと、
それらは俺たちの口を薄く開いてくれる。
酒の力に頼る男にはなりたくないが、
酒の力も利用できない男にもなりたくない。

「……"あれ"から。
 酒を呑むのは、俺もこれが初めてだな」
(40) 2022/08/19(Fri) 21:35:02