人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 ゲイザー

[……配布された経典を開いて読む仕草しながらも、法要の読経は上の空。
 未だに泣くことができる若き虎と、
 もう泣かなくなってしまったエイリアン。]


 ( 去年も、 ……泣かなかった、な。
   結局、おじーちゃんが死んだその時、だけだ。 )


[こうして法要が終わった後、久々に顔を合わせた祖母や母、父やきょうだい、親戚らと話をしながら。
 その日は母方の実家に泊まって過ごすことにした。
 『うさぎ』のもとへ飛び立つのは、明くる日の朝だ。]
(44) sakanoka 2023/03/07(Tue) 8:47:47