人狼物語 三日月国

151 【身内】狂花監獄BarreNwort3【R18G】


【人】 花火師 ヴェルク

>>43
シャト

温かな手は男の手と繋がれ、それはいまだ繋がりがあるまま。
破壊のための爪はきっと、男の手
傷付けることは無いのだろう。

漸く辿り着いた処刑室。扉を開くために獣と繋がる手は離れ。
扉に手をかける直前、君に目線を合わせるために身を屈めた。

「………シャト、俺が暴れるとあんたは困るだろうからさ。
先にめいっぱい遊んできてくれよ。楽しいを見せてくれ」
笑顔で語りかける。暴力など知らない者のように柔らかに。

「いっぱい踊ろうぜ。キエは踊るのが得意なんだ」
ふわふわとした
覚束無い
足取りを思い浮かべ、楽しげに呟いて。

>>44
シェイド

「だよな、
レヴァティ

振り返る。躊躇いもなく彼の名を呼んで。同意を求めた。

強く握ることで痛がる様子に気づいていたかいないのか。
それでも離す様子も、緩める様子もなかった。


「……あ、悪い。大丈夫かって聞かれてたっけ。答え損ねてたな。そりゃ勿論問題ねぇよ。いつも通り元気だろ?」
と、ここに着くまでに君の問いに答えずにいた男は思い出したようにその答えを紡いだ。

両手で包まれた際にも、僅かな反応すら見せず。
君の手はまだ、そのようにあるのだろうか。


「そんなことよりさ、あんたはどう遊びたい?
…あ、まだここに入んの怖いか?でもさ、大丈夫だって。
最後まで隣にいてくれよ。…逃げないでくれ
俺も居るからさ。怖いなら手を握ったままでもいいぜ
(45) sinorit 2022/06/22(Wed) 21:02:51