人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 若者 ミスミ

あ、はい……はい??!

[店で見かけて>>22というならカウンターで大号泣しているときのことだろう。
見かけても声をかけづらかろうという気持ちは自分にだってよくわかるし、何なら今もうすでに猛烈に恥ずかしい。
今すぐにでもうさぎを追いかけて穴に入れるものなら入ってとんずらしたいが流石に日本の行動にある穴なんてマンホールだし、そんなものから落ちたら十中八九行先は不思議の国じゃなくてあの世確定だ。
ぐるぐる考えているこちらを見ながらゆっくりと伝えられる祖母と店の思い出と、思い>>23に、胸がぎゅうと少しだけ苦しくなった。
けれど泣くほどではないのは、きっと自分の中でもようやく感情が落ち着き始めているからなのだろう。

また、と、手を振って去っていく姿が遠くなったころ、深いため息が一つ]
(48) 2023/03/05(Sun) 10:54:09