人狼物語 三日月国

100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】


【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>44 キエ

「…………知ってる。結局自分からあいつに話しかけて詳しい事を聞いたから、お前に依頼をする必要なかったな。
 それにしてもお前、俺が自分で答えを見つけたからよかったものの、知らなかったとしてもそんなそっけなさすぎる結論だけ渡して報酬を貰おうとして他のか?そうだとしたら許し難いな。
 …………思うんだがお前、せっかく口が回るのに肝心なところで言葉が足らなかったりいらないところで遠回しな物言いすぎて誤解を生みがちじゃないか?お前人に嫌われやすいタイプだろう」

ねちねちねちねち。自分の身に降りかかった災難が去ったからと元の面倒臭さまで戻ってきた。嫌なやつだ。

「……報酬を素直に支払いたくないのが本音だが。契約した以上は仕方がない。
 …………が、何?胃もたれ?お前、伝承にある夢魔のようなものか。それはそれとして本当に勝手すぎるが。俺としてはちょっと胸がすく思いだな」

お大事に、と放たれた言葉は労いの言葉にしては棘が少し含まれていた。本当に嫌なやつだ。
(50) 2021/10/25(Mon) 16:18:33