人狼物語 三日月国

138 【半突発R-18】隠り世への送り雛【飛び入り歓迎】


【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

── 参道階段付近の屋台 ──


そう、「送り雛」。
元々は娘が嫁ぐことを祝って、嫁ぎ先に雛を送る風習の事なんだがね。
隠り世に人が招かれる様子を、送り雛に例えたんだろう。

――その様子だと、途中までは知っていたけど、詳しくは知らなかったみたいだね。

[聞き返してきた彼女の様子>>50に、おおよその推測を交えながら語る。]

「送り雛」に選ばれた人間は、隠り世へ飛ばされて、欲の限りを尽くすことができるけれど、代わりに隠り世の住人達の「雛」として尽くす。
まぁ、―――大層『愛でられる』わけだね。
それを期待する輩もいるけれど。

特に、若い女の子なんて「雛」にぴったりだろう。

[「愛でられる」の意味は明らかにしなかった。
年ごろの少女には、少々配慮が必要と判断した結果だった。
といっても、隠すつもりはないので意味に気付かれてしまうかもしれないが。]
(59) 2022/03/16(Wed) 23:58:59