人狼物語 三日月国

100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】


【人】 死神 ゲイザー

>>61 ゾズマ

「ひぃっ!」

そいつは、気弱そうな振る舞いから想像されるように
ちいさな鳴き声をあげ──

その時、態度を一変させた。


恋人みたいに近づいて。
常のどんくささとはかけ離れた手馴れた手つきで。
懐からナイフを取り出すと、あなたの首元に薄く触れさせる。


傷はつけちゃあいない。まだ。
きっと掃き溜めで生きて来られたあなたならば、
今下手に動けばろくなことにならないと判断できるだろう。

幸い、現在中庭に人はいなかった。
噴水の音だけが、ざあざあと響いている。 ⇒
(63) 2021/10/21(Thu) 19:45:56