人狼物語 三日月国

57 在りし日の記憶、邂逅に微睡み


【人】 忘愛症候群 リク

  
[ 声が聞こえれば>>63
 思わず顔を上げ、そちらへと振り向いた。
 差し込む夕焼け、景色に見える人の姿が
 歪んで視界に入る。

 ぱちりと瞬きをすれば、頬を雫が伝って。
 それを感じれば、慌てて腕で目元を擦った。 ]


   あ、えと、
   ……な、んでもないです。

   川を眺めていたら、目にゴミが
   入っちゃって。


[ 相手が何を言ったか思い出すと、
 吃りながら笑みを作る。
 知らない人に心配をかけてしまうなんて
 いけないことだと、自分の常識的な部分が
 判断したのだ。 ]
 
(66) 2021/02/01(Mon) 19:25:42