人狼物語 三日月国

184 【R-18G】ヴンダーカンマーの狂馨


【人】 娼婦 セツナ

 
そうして物陰を選んで逃げていたからか。
細い道、裏道、人通りの少ない場所。
>>32その、木箱の崩れた奥側の方。
尾のはみ出る広い道の方ではない方から入ってきた私は、彼の正面から見ることになったのだろうか。
それとも、彼は怯えて顔を隠していたか。
人影にぎくり。体をこわばらせる。
相手を睨みつけながら油断なく木立を構えた。
 
 
「…くそっ。」
 
 
小さく悪態が出てしまう。
身を固くしながら彼の様子を窺う。
攻撃的な状態だろうか。
それとも、他害的な状態とは違うのだろうか。
見定める必要がある。*
 
(81) 2022/11/08(Tue) 22:03:26