人狼物語 三日月国

68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】


【人】 子供 カウス

>>62 ハマル
「へっ……」

大きな声に驚いた。
あなたは少年の前で、
こんな大きな声を出したことがあっただろうか。

「た、頼れって、……だって」

尻すぼむ。頼っていないつもりなんて、
少年にはなかった。
ブラキウムにも言ったのだ。少年は、あなたたちを──

「……俺が、ブラキウムを止めてる間に、
 アンタたちが犯人たちのこと止めてくれる。
 俺、それを信じてたから……」

しかし、少年が自分の事情を伝えなかったことも、
ブラキウムやキューのことを
あなたに伝えなかったのも事実である。

「……ごめん」

謝ってばかりだ。少年は思う。
(87) 2021/04/30(Fri) 19:56:28