人狼物語 三日月国

100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】


【人】 夜の一族 チャンドラ

>>97 キエ

「ふふ、そうね。
 あなたに教わったんだもの。ちゃんと覚えているわ」

考えること。他人の気持ちを思うこと。
この
篝火
を育むこと。忘れないこと。
そうすることできっとわたしは、誰かを温める
篝火
になれる。

「……想像してみたの。
 本当にそうなったとき、本当のわたしはどうしたいのか。
 やっぱりわたしは否定はしたくないわ。
 でも、諦めながら待つのだって、嫌だもの」

わたしはやっぱり小鳥のことは責められない。
でも小鳥が月を目指したのを知って、悲嘆に暮れてあげるのもごめんだった。
なら、どうすればいいのかと思ったとき、浮かんだ答えはきっと『わたしらしい』ものなのでしょう。

わたしも一緒に行くわ

 だってひとりではどうしようもないことも、誰かが一緒なら立ち向かえるかもしれないもの。
 挫けそうな時、力を貸すことが出来るかもしれないもの。
 それに何よりどうしても、ひとりになんてさせたくないんだもの」

添い遂げるという言葉がある。
誰かと添い遂げることは、誰かを選ばないということでもある。

それでもわたしはその道を選びたかった。
選ばれなかった人はもしかしたら、そんな選択をするわたしに失望するのかもしれないけど、それでも。
(98) 2021/10/27(Wed) 22:28:37