人狼物語 三日月国

68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】


【人】 黒い羊 ハマル

>>64 >>65 キファ
 
モファモファモファ……
       フフンフフフンフン……

 [ご満悦][笑顔は相変わらず作れないけれどそんな雰囲気]

 [まだ会えていない名前を聞き背に回した手に力が籠る]
 [それでも][貴方の言葉に頷く]
 [色々なモノを遺した皆][一緒にいてくれた皆]
 [そのおかげでハマルは『キュー達』と向かい合えた]

 [そして続いた言葉に目を丸くした]

「……ほんとうか?
 ハマルはキファと一緒に海、行っていい?
 行けるの?」

 
[真っ黒な水][■を呑み込んだ]

 [朧気に思い出したそれは心臓を締め付ける]
 [貴方に話した過去は多少の修正が入っていた]
 [それでも、それでも]

「ハマルは。ハマルはキファと『これから』を見たい。
 外の世界をどこまでも見に行きたい。
 約束を果たしたい!」

 [14年][内に篭った■が惰性で過ごしてきた年月]
 [ハマルに『設定』されていた年月]
 [長く短い歳月の果てに、【彼/彼女】は漸く外へ踏み出した]
(100) 2021/04/30(Fri) 23:12:14