人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 那岐

[人の声に耳を傾けることは好んでいても、
 自身が話すことはあまり、得意ではない。

 営業のような仕事には着けず、
 手に職を持つ職人のような仕事なら、
 あまり人と話すこともないだろうか、と。
 
 料理専門学校を経て、この『Madam March Hare』に
 身をおいたのは何年前のことだったか。

 皮を剥く。パスタを茹でる。野菜を切る。
 単純作業のようで、中々に繊細な指先の仕事。

 理由は料理に纏わることではなかったが、
 いざ仕事を初めてみれば、割りと性に合っていた。

 たまに人手が足りず、ホールに駆り出されることも
 あるにはあるが、話すことは仕事に関することに
 大体限られているから、成り立っている。]
(111) 2023/03/01(Wed) 21:06:56