人狼物語 三日月国

216 【半突発R-18】Magic school『Camelot』【飛び入り募集】


【人】 3回生 スノウ


[ただ実際に約束の時間を過ぎても
>>122リリスがやって来ないのに気付くと
少し心配な気持ちが出て来た。
例えば、実は迷子になってるんじゃないかとか。
アルマジロは大きいけど、見失ったりしない訳ではないし。
この子に乗ってバザーの中を移動するのは
流石に危ないし、移動も嫌がるだろう。

僕から探しに行ってすれ違うのも嫌だから
制服の内ポケットに手を入れると
白いツバメのような形をした紙を1枚取り出す。
その紙に魔力を込めてから、ふっ、と息を吐きかけて飛ばすと
一度大きく空中に舞い上がってから
ある方向に向きを変えると、そちらに向かって
滑空するように飛んでいった。

こちらは魔道具。
魔法を使わずとも、魔力を送る事で起動するもの。
内容は、込めた魔力と同じものを辿ってくれる、物探しの魔道具である。

──先ほど、リリスには僕の懐中時計を渡していた。
だから彼女がそれを落としたりしていなければ
自動的に懐中時計に向かって、ツバメは飛んでいってくれる。
この魔導具の便利なところは、方角や距離を
大雑把に術者に教え続けてくれるところ。]
(128) 2023/06/26(Mon) 21:06:30