人狼物語 三日月国

69 【R18RP】乾いた風の向こうへ


【人】 第11皇子 ハールーン



 「……んふっ、くっくっくっ……」


[いやに嬉しそうに溢れる笑いがひたすらに気味悪く脳内に響いて、]


 「そう……じゃあおまえは
  "それに従事する"人になりたいの?」


[言い方を妙に思う。やっぱり『菓子』が指すものはそれ自体じゃない気がした。意図をやや外して答える。]


  ──俺、は、料理人になりたい
  みんなに、笑顔になってもらえる料理を、
  作る人になりたい……それが、俺の道だと思う、
  から。


[声が震えないように、決意をもって発声した。この気持ちは決して嘘じゃない。
目線を、合わせなくていい体勢になってるのは不幸中の幸いだと思った。]

                
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(130) 2021/04/22(Thu) 23:31:54