人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 二年生 神崎 紅葉

[まあそんなの、作り話に決まってるけどな。

ついさっき、”クラスのマドンナ“に話しかけられて浮かれていた坊主頭の少年はそう言った。
言葉とは裏腹に、どこか顔を引きつらせてーーちょうど神社の目の前に差し掛かった通学路の真ん中で]

「……あっ、俺そういやコンビニ寄ろうとしてたんだった!それじゃ!」

[おいふざけんなよ、と追いかける黒髪の男子。
なんだかんだじゃれ合うように走り去る二人の姿を、セーラー服の女の子は黙って見つめていた**]
(152) 2021/07/21(Wed) 23:43:52