人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 二年生 神崎 紅葉

……自分の、生年月日?

[もちろん覚えている、と口を開きかけて。
……言葉の続きが出てこないことに気付いた]

(……あれ、なんで?わたしは高校二年生で、このお祭りの準備係で)

[目の前のこの人はわたしの通っている高校の先生で。

そう、今年転任してきたーー]

(……あれ?そうだよね。わたしは花一高校に通ってて、長尾先生が転任してきたときだって、その場にいて)

[あれ?じゃあなんで思い出せないの?

気付けば、じっとりと掌が濡れていた。
汗をかいてしまったのかな、と思って見てみると、それは汗ではなく
真っ赤な血
だった]
(183) 2021/07/26(Mon) 0:21:26