人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 一年生 花巻 楓

[人に見られてたって思ったなら
もうここで泣くのは止めてただろうけど

狐さんなら泣いてても許してくれるかなって子供の謎思考で、
それからも場所を変えることなく泣きに来た。

ひとしきり柱の陰に蹲って泣いて、
顔をあげて歩き出すと、地面に絵と言葉が書いてある。
狐さんの時もあれば花びらの絵もあって

もしかしたら神様かもしれないって思ったのも
子供の単純思考だから、許してもらいたい。


でも、確かにそれで
あたしはひとりで泣いてるわけじゃないんだって
まもってもらえてるんだなって思えて

あたしのこと嫌いな人の言葉より
見守ってくれてる人達のこと優先しようって
あたしが好きな人たちの言葉を大事にしようって
思えるようになったんだ]
(193) 2021/07/26(Mon) 0:40:21