人狼物語 三日月国

47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】


【人】 微睡む揺籃 アリア

――出会いから一週間後・2――
>>205

「側にずっと居なさい」
と刻まれた言葉の強制力は
 思っていたよりずっと強いものだった。

 メイベルの姿が視界にないと、落ち着かない気持ちになる。
 メイベルとは別の方向に行こうとすると、足取りが重くなる。

 その逆もまた真だった。
 私の意志とは別のところで感情が動かされているみたいに、
 ほっとしたり満足したり、そんな気分が生まれてしまうのだ。

 感覚自体は快くても、どこかもやもやした気持ちになる。
 一番それを感じるのは夜、眠る時間帯のことだった。]


 もー! 服、着てってば!
 私、昨日もそう言ったのに。


[ 独特な形をしたベッドの上で大きなクッションを抱いて、
 私はメイベルを睨んで言う。視線の先には裸身のままの彼女。
 何ひとつ恥じらう様子もないのがまた腹立たしかった。]
(245) yuma 2020/10/20(Tue) 23:36:18