人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 客 タカノ

[ 並ぶ料理の中に、それ>>174を見つけたら
 食事の順を無視する形になるが、
 一番最初に、手に取った。

 手にとって、しばらく眺めてから、
 もしかして、と思い当たると、 ]

 ええ、そういうこと……

[ ああでもそうかもしれないだとか
 一人、納得していただろう。

 いつだって、可愛いね、美しいねと
 言ったすぐ側から口に入れてしまう
 自分が、じっくりと眺めてしまうのは
 特別な人が作ったものだけだった。

 気づいたから、眺めるのではなく、
 眺めてから、気づく。

 はじまりだって、そうだったのだと。 ]
(246) はたけ 2023/03/16(Thu) 15:08:34