人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 那岐

[引き取った皿を冷水で洗い流して行く。
 後片付けもまた、仕事の一つ。冷水は手が冷えるが、意識がはっきりするようでそれもまた嫌いじゃなかった。
 小皿を渡せば明るくなった表情。

 そういえば油物はあまり好んでいないのか、フライの前に立つ沙弥の姿は見かけたことがなかったが。
 口に運ぶなら食べられないことは無いのだろう。

 天国、と称される慣れ親しんだ厨房。>>245
 確かに食べるものなら何でも用意できるだろう。
 よっぽど難しいものでなければ。
 感想には、微かに目尻が緩む。>>250


  食感が分かるように、
  みじん切りの感覚を少し大きめに。


[細部の変化に気づくのは流石といったところか。
 直接聞けた感想は、微笑ましく。
 少しずつ彼女の小皿が減っていくのを横目に見ながら、洗い物は進んでいく。**]
(254) 2023/03/02(Thu) 8:30:20