人狼物語 三日月国

164 夏の想いのひとかけら【R18】


【人】 綴 千翠

[君はきちんと人を見てるんだね。
そして、自分を誤魔化すことなく
真っ直ぐに言葉を紡ぐ。>>270>>271

力仕事は自分、私には中の風鈴を綺麗にして
欲しいって、倉庫にある段ボールは全部運んでくれた。

そんな君の優しさに、あの時の私は救われて、
ひとつ風鈴を拭いていく毎に、
心に澱んでいたものも拭われていったように思う。]


  …風鈴はね、良く聞くと、どれもそれぞれ
 音色が違うんだよ
  日によって表情も変えて、
 悲しいことがあれば、そっと寄り添ってくれるし
 嬉しいことがあれば、一緒に喜んでくれるの
 
   
[受験前に病気になって、進学も就職も出来ないまま。
当時は世界にたった1人、取り残されたような気持ちに
なったりしたものだ。]
(301) 2022/07/29(Fri) 18:50:40