人狼物語 三日月国

86 【R15RP】君と僕の、夏祭り


【人】 一年生 篠田 小牧

 
[全国の当日、そう言う訳で私は見にいけません……。
 行きたかった、雄姿を見たかった。そんな無念を抱えたのはどうにもならなかったわ。


 ためたお小遣いで買ったスポーツ用タオルをプレゼントして、激励は送っておいたの。

「満足出来る位頑張ってこれたら、なんでも一つお願い事を叶えますので。頑張って来てください。」


 なんて送っておいた言葉は発破になったかしら。
 ……下手に力ませなければいいけれど。だ、大丈夫よね……?



 準備係にはまた立候補して前日は頑張っていたの。
 当日は人が本当に落ち着くまでお店を手伝っていたわ。

 出店が終わる前には駆け込みでいけたわ。まだ花火が上がっている時間だったの。
 駄菓子とか、鈴カステラとか、次の日もいけそうなものは手当たり次第に買っておいたの。

 さて、先輩の結果はどうだったかしらね。
 結果は当日のお楽しみだったかしら?

 どちらにしても約束の日、私は約束通り浴衣を着て神社に向かう事になったのよ。]**
 
(304) 2021/07/30(Fri) 9:09:06