人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 マシロ

 ― コーヒーお届け編 ―



[ 人という字は支え合って出来ている、という
  誰かは分からない偉大なる先人のお言葉があるが。
  この店ではスタッフ同士が助け合う体制なのだから
  大声での感謝には微笑んで頷くことで返事となった>>397

  コーヒーを置いて、会話の邪魔をしないよう去るつもりが
  神田はなにやら嬉し気にデザートを見せてくれる。>>404
  「なんです〜?」とひょっこり覗かせて頂いて。 ]


  えっ、瑞野さんすっごいですね!?


[ これが最近良く聞く"映え"というやつか。
  ダブルベリーソースで描かれたスートマークのタルトは
  寡黙気味な瑞野の性質も相まって職人技めいていた。
  きっと彼の「うさぎフォルダ」に加わるのだろうか?
  或いは手持ちのカメラで撮った後だろうか、と。
  微笑まし気に手を叩き、一礼して別席のオーダーへ。

  そこに神田ブレンドとはいえ、いつも通りのコーヒーが
  単体で仲間入りしているとは知らないまま。* ]
 
(422) 2023/03/02(Thu) 21:55:42