人狼物語 三日月国

37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】


【人】 アイドル 三上 麗央

[ぱっちりとした大きな目も、整った鼻も、薄い唇も、全部記憶のままなのに、顔が痩せて見えるのは大人になったからか。

 手首が細く見えるのは。
 詮索されたくない気配をどことなく感じた。10年あまりの時は、ふたりが立つ場所を思っているより遠くしたらしい。再会して、距離が縮まった気が、道が交差した気がしたけど、期待しすぎたかもしれない。]

ううん、気のせいだったみたい。

[ふる、と頭を横に振る。]

今も綺麗だよ、お姉ちゃん。

[身近な優しい異性に憧れるなんて良くある話だけど、優しいからだけじゃなく、高嶺の花と思っていたのはほんとうで。]

うん、俺も、今日から5日間はここに泊まってるから、機会をみて一緒に食事でもしよう。奢るよ、俺、もう働いてるから。

[昔は僕って一人称だったな。

 いつの間にか出迎えに来ていたホテルの人に、荷物を手渡すように促し、エスコートの片手を雅お姉ちゃんに差し出す。]

フロントまでお送りしますよ、お姫様。*
(541) 2020/07/25(Sat) 17:07:28