人狼物語 三日月国

75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】


【秘】 『一番星』 スピカ → 一人の少女 ブラキウム

>>-61

知らぬからこそできることもある。
日常会話は、確かにスピカを癒やしている。

「ブラキウムさん……ありがとうございます。
 私、ちょっと、今日まで……
 何も救えないし、
 手に入れたいものも全部手から零れ落ちて。
 そう思ってたんですけど。
 そんな私でも、誰かの役に立ったのでしょうか」

スピカにはこの騒動で役に立てた感触がなかった。
でも、色々な人に背中を支えてもらえたら、
まだ前に歩けるかもしれないと思った。
そして、支えなしでは歩けない自分を少し情けなく思った。
(-63) serikanootto 2021/06/04(Fri) 0:14:43