人狼物語 三日月国

129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】


【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ


「悔しさを俺から補充するな、うわ更に悔しくなるの悔し……そもそもなんで補充するんだよ、確かに悔しがれないよりはいいかもしれないけどさ」

 吐き捨てたという言葉から連想できるものは、ある。あるけれどあえて明言は避けて、そうしてあなたの返答にも頷くに留まった。

 互いに見定めようとしていたことは間違いない。間違いないのだが、自覚より早く本心が答えを出してしまっていたのだから手に負えないし、だからこそ試されたことに文句を言いもせず。

 唇に触れる指とその後のキス、更に投げかけられる問いを聞けばもう笑うしかない。嬉しくて、くすぐったくて、たまらない。

 頭まで毛布を被って、二人きりの世界。
 願望滲む甘い傲慢で勝手に『これ』に名前をつけてしまおう。
 遠くない未来、ともに飛び立つあなたへの我儘だ。


「俺がお前に向けているものも同じだと前置きした上で言う、」
(-218) 2022/03/10(Thu) 4:23:17