人狼物語 三日月国

87 【身内】時数えの田舎村【R18G】


【見】 天狼の子 夜長

>>76 清和

自身の方の違和感に気が行ったようで、違和感らしい違和感はそれほど覚えなかった。あとで思い返せば、思うことはあるやもしれないが。

「瑠夏……ああ、お母さまが国外の方の…イタリアでしたっけ?、
 の、息子さん。……雪子さんは、ヤンチャボーイズのひとり…
 …みたいに言っていて。悪いものではなかったと思います」

 都会に興味がバチバチにある雪子は、清和が幼少に持ち込んだ都会の遊びや物に興味津々で絡みに行っていたことだろう。女の子にも許せる範囲のワルを一緒にやったこともあるかもしれない。少なくとも、雪子から話される清和の印象は、夜長が今言った通りだ。

「母さん──雪子さん、は家族です。
 今は夜長だが、結婚前は時任だった。
 こちらは、
毎夏帰って来ていて
……でも去年は雪子さんだけで。
 今年は一緒にと言っていたのに、先に帰ってしまったらしい」

 無表情を崩さないながらも、困った雰囲気(と、若干の拗ねた様子)は感じ取れただろう。

「見かけたら知らせてほしいです。
 それか、雪子さんに家に顔を出すように伝えてほしい。
 うちにも帰って来ていないんですよ、母さん」
(@3) 66111 2021/08/10(Tue) 0:38:07