人狼物語 三日月国

138 【半突発R-18】隠り世への送り雛【飛び入り歓迎】


【赤】 気紛れ者 空木



  いや、全然大丈夫じゃ……ッ、

[呟きに被せた声が、つと遮られる。
重ねられた唇は、そんなはずがないのに、酷く甘い>>*3
さっき自暴自棄に煽った美酒を想わせる程に。
次いで口にした、世にも妙なる珍味。

ああ、あれも────脳裏の片隅に、思考が押し込められる。
乳を強請る子のように、唇を開き、押し入る舌を緩やかに吸った。未だ酒精の名残濃い自らの味も、絡ませて]


 っやめ、さっちゃん君……、そんな子じゃ、ないでしょ?
 
[理性を搔き集め唇を引き剥がした合間に、懸命に声を絞り出す。
その最中にも真白い指先が、悪戯に身体を這いまわる。
下着越しに雄を撫でられれば、痛むほどに張り詰めたそこを自覚する。可憐な少女が、既に無垢ではないことを知らしめるような、その手つき。

今までの言動と照らし合わせ、おおよそを察して漏らした嘆息もまた、どこか甘い]
(*9) 2022/03/18(Fri) 20:12:07