人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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視点:


到着:橘 幸也

【人】 橘 幸也

―冬の日―>>19>>20

 ご、ごめんね……! まだ、大丈夫!?
 新幹線の時間、間に合いますよねっ?

[ 最初は新幹線に乗るって聞いてたのに、間違って在来線の駅に行ってたことに気づいたのは、ホームへ上って少ししてのことだった。華さんの姿がまだないって見てとって、まだ少し時間あるよねって、身だしなみを再確認。それからしばらくしても姿が見えなくって、直接彼女に連絡したんだ。それでうっかりに気づいて、五百メートル離れた隣駅までダッシュして――こんなに焦ったことって、今まで無かったと思う。]
(118) yuma 2020/12/26(Sat) 23:24:12

【人】 橘 幸也

[ 待ち合わせのホームに着いた時には身だしなみなんて気にしてられる状態じゃあなかった。華さんの姿を見つけて、はあはあと荒い息を整えるのが精いっぱい。ともあれ、新幹線の時間には無事に間に合ったんだ。あんな経験二度としたいことじゃなかったけどね。]

[ そうして、ローカル線と路線バスを乗り継いで行き着いた温泉街。ちらちらと雪が降る曇天模様も街並みの照明を引き立てるかのようで、幻想的にさえ感じられていた。]


 ……うん。
 あ、寒いならカイロ、使いますか?
 バスの中で出してきたんです。


[ 傍らを歩く華さんを見て、僕はダッフルコートのポケットから使い捨てのカイロを差し出した。そう声にする息さえもすぐに白い湯気になって、冷たい外気に交じっていく。
 そうしてしばらく進んでいくうちに、目的地の宿が見えてきた。
 冬限郷。一泊二日の小旅行。
 少し胸がどきどきする感じがする気がして、華さんをちらりと横目で見た。]
(119) yuma 2020/12/26(Sat) 23:24:50

【人】 橘 幸也

― 冬限郷・入口 ―>>21

 そうですね。
 華さんも、就活忙しくなるそうですし。
 僕はまだ、受験とか考えなくても大丈夫、ですけど……。

[ だからって、何もしてないわけじゃなく。塾の冬期講習には申し込んでるし、年明けには模試だってあるにはある。でもこの一泊二日間だけは特別だ。商店街の福引、ってきっかけではあっても彼女と二人きりで過ごせる時間。他の何にも変えられない特別な時間だと、僕は思っていたから。]

 ふふ、卓球ですか?
 そこそこ得意ですよ、僕。

 背が小さいからって甘く見ても、そうはいきませんから。
(120) yuma 2020/12/26(Sat) 23:38:45

【人】 橘 幸也

[ 宿の玄関へ入りがけ、華さんへ>>21そう答える。
 身長は160台そこそこ――できれば四捨五入して170cmくらいって言いたかった――の僕ではあるけど、運動神経にはそれなりの自信がある。視力だって両方2.0なんだ。もっとも、ゲームとかPCとかの話になると疎くなってしまうのは、親の教育方針のせいだって少し恨んでしまうこともあったけれど。]

 そしたら、まずは部屋で少し休んで。
 そのあと宿の中を回ってみましょうか。

 着いたら華さんと食べたいなって、パウンドケーキ。
 用意してきてるんです。

[ そう伝えて僕は彼女の荷物を受け持とう、と手をのばす。
 チェックインの書類を書くのは、福引に当たった華さんの役目になるだろうから、って。*]
(121) yuma 2020/12/26(Sat) 23:39:00
橘 幸也は、メモを貼った。
(a11) yuma 2020/12/26(Sat) 23:45:21

【人】 橘 幸也

―到着まで>>122>>123

 はぁ、はぁ、……ごめんなさいっ!
 うん……前ね。
 夏、出かけた時のことを思い出してたら。

[ ぺこりと頭を下げて乗車待ちの列に加わろうとする、前に。
 缶コーヒーを華さんから受け取ってはにかみ笑った。
 前というのは、夏休みのこと。海で泳ぎませんかって言い出して、電車で半時間ほどの距離にある海水浴場へ彼女と一緒に行ったんだ。もちろん夕方には互いの家につくような、健全なお出かけだったけど、デートだったのには間違いない。
 くすりと笑う彼女の表情に、その時の様子を重ねてしまって目線をそらした。]

……あ、アナウンス。ほんとギリギリでしたね。
 間に合って良かったあ……。

[ すこしごまかし気味にそう言って、新幹線の車内へと。
 考えてたことを聡く気づかれてしまったかどうかは、今は、まあ、秘密にしておきたい。]
(131) yuma 2020/12/27(Sun) 0:59:17