人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

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ブラキウムは、ここに居る。
(a6) shionsou 2021/05/28(Fri) 20:43:02

【人】 御曹司 ブラキウム

「君は来てくれるかな」

いつもより早く朝食の席に付いている。
すっかり慣れた一人席だ。
(8) shionsou 2021/05/28(Fri) 20:44:46
ブラキウムは、見たいものだけを見る。
(a9) shionsou 2021/05/28(Fri) 21:07:22

ブラキウムは、やっと人の顔を覚えようと思ったのに。
(a10) shionsou 2021/05/28(Fri) 21:07:45

ブラキウムは、これから有象無象扱いされる彼らを忘れるのだろうか。
(a11) shionsou 2021/05/28(Fri) 21:10:32

【秘】 盲目 ブラキウム → 籠絡 イクリール

お母様はいつも誰かに好かれようとしていた。
相手の懐に入り込んで受け入れられるようにころころ表情を変える人だった。
ブラキウムにとっての初めて認識した女とはそういうもので、将来そんな風になってしまうことが耐えられなかった。
あなたは確かにそれを想起させた。
加えて、

「どう、だって?
無い。無いよ。無いんだよ。
お前の……イクリールの仮面<かお>は真っ白だ。
何も無い。何も見えない。何も分からない」

たとえ裏がないとしても、表も見えないのだ。
怖い。
またひとつ、深くあなたとふれあって体を強張らせた。

「お前みたいな女がさァ…!調子に乗ってるのか!?
自分の立場をわきまえたらどうだい!?
質問をしているのは、僕だっ!」


右手にもう一度力をこめる。
けれどうまく力が入らない。
左手もあなたに新たな痛みを与える。
けれど銀は少しだけ深く――とはならなかった。
小刻みに不安定に震える刃先が傷口を滑るだけだ。
余すところなく密着したあなたには全部筒抜けになっているだろうが、語気は弱まらない。
結果としてはあなたを抱きしめ返しただけだった。
(-32) shionsou 2021/05/28(Fri) 22:09:57

【秘】 盲目 ブラキウム → 籠絡 イクリール

「これから、仲良くなるだって?
まだ、まだそんな事を、おま、え……
バッカじゃないのっ……!?」

あなたのかおも
仮面をかぶせた
自分の気持ちも知ってしまったら、認識してしまったら、もう戻れなくなる。
それでも、まだ屈することは無い。

ブラキウムはまだ知らない。
軽いと一蹴したあなたの甘い毒はゆっくりとだが確実に全身に染み渡ろうとしていることを。
白い仮面と軽いと思い込んだ言葉だけに耐えている。
小柄で年下のあなたに比べてブラキウムはちっぽけだ。
おとなになりたがって背伸びをしているこどもだ。
すぐそばに広がる森はこんなに大きかっただろうか。
(-33) shionsou 2021/05/28(Fri) 22:11:09

【秘】 御曹司 ブラキウム → 寡欲 ルヘナ

「嘘は吐かないよ」

安心した様子のあなたに補足する。

「知る能力、か。それも病気の一種だったりするのか……聞いたことも無い。
で、集まった情報は……それだけ?
ま、動き出したのは昨日の今日だから仕方ないね」

メレフもシェルタンも正直信用できない。
特にシェルタンは歪な"仮面"をしていたから余計に。
(-35) shionsou 2021/05/28(Fri) 22:30:08

【人】 御曹司 ブラキウム

>>18 サルガス

朝食には一切手を出さずにただじっと座っていた。
あなたに声が聞こえる前に、足音を聞いて顔をそちらに向けていた。

「……やぁ。おはよう。
良かった。もう、来てくれないのかと思ったよ」

あなたとブラキウムの関係は強いようで脆いものだと思っている。
だから、昨日もわざわざ重ねるように"お願い"をした。

「君はみんなのサルガスだからね。
今日も大忙しだったんだ。
何かするなら食事の後に、しようよ。
ほら、座って。ね」
(21) shionsou 2021/05/28(Fri) 22:45:08
ブラキウムは、遠く声の聞こえないところに居るルヴァを見た。
(a18) shionsou 2021/05/28(Fri) 22:45:50

御曹司 ブラキウムは、メモを貼った。
(a19) shionsou 2021/05/28(Fri) 22:57:21

【秘】 御曹司 ブラキウム → 壊れかけの ルヴァ

/*
アタイPL!
2日目の秘話はどうしようかしら?
18時ごろにレスを返しているけれど、
区切る事も出来ると思うのよね。
そちらにお任せして待つことにするわ!
続けるなら何事もなく普通に返してもらって構わないわ!
(-44) shionsou 2021/05/28(Fri) 23:05:06

【秘】 御曹司 ブラキウム → 寡欲 ルヘナ

「本当に奇妙な病気だね。
ここのこどもみんなそんなものを抱えているのか。
それはまぁ、大変だね。お互いに」

外の事ばかりで見ようとしなかった内の世界の解像度があがった。
表情は変わらない。

「できるだけ……あぁ、できるだけやってみるさ。
ほんの少しだけのコネしか無いから期待はしないでくれよ。
どちらかというと、君の情報の方が頼りなんだ」

「他にはまだあるかい?」
(-46) shionsou 2021/05/28(Fri) 23:14:45

【秘】 御曹司 ブラキウム → 壊れかけの ルヴァ

/*
OK!
それじゃ†最高の時†にまた!
そちらは大変な事になっているみたいだけど、無事に会えることを願っているわ……kiss
(-47) shionsou 2021/05/28(Fri) 23:17:21

【人】 御曹司 ブラキウム

>>22 サルガス

「いただきます」

あなたはブラキウムのいつもの尊大な臣下に向ける態度がだんだんと薄れていることに気付くだろうか。
ブラキウム自身はまだ気づいていない。
根拠のない当たり前に、疑いや不安を覚える事なんて無かったから。

「人気者は忙しいね。倒れたりしちゃだめだよ。
こんな時こそいつも通りご飯も食べないといけないし、授業にも出て、ちゃんと寝るんだ。
君が……いや、なんでもない」

有象無象のことは分からないから、口を噤んだ。

「ちゃんと"お願い"を聞いてくれたんだね。嬉しいよ。
僕は果物がだいたい何でも好きなんだ。
このマスカットも美味しそうだ」

ブラキウムが持ってきたのはまたりんごだ。
今日は青りんごである。
もちろん一緒に真っ白なナフキンに包まれた果物ナイフも取り出した。
マスカットを一粒ずつ、房から切り離して皮に切り目をいれて皿に盛って食べるように促した。
(25) shionsou 2021/05/28(Fri) 23:32:01

【秘】 盲目 ブラキウム → 籠絡 イクリール

「はーっ……はーっ」

無意識に荒れた呼吸が漏れる。
いっそこの口を二度と聞けないようにしてやればマシになるだろうか?
いいや、でも殺すなんて。
殺すのは違う。
僕は人間だ。
こころのない怪物なんかじゃない。
そんなことがしたい訳じゃない。

「僕は」

背を伝うあなたの手の感覚が嫌というほどわかる。
神経を触れられたみたいに頭が痺れる。
言葉を聞くたびに見せかけの言葉が紡がれずにほどけていく。

「君が嫌いなのかもわからなくなってきたよ」

もはや右手はあなたの髪にしがみつく様に、左手の銀は空を切っていた。
あなたの腕の中で御曹司のブラキウムのかけらが零れ落ち始めた。
今度こそあなたの答えを聞くために。
もう何も知らない子どものままでは居られなかった。
(-53) shionsou 2021/05/29(Sat) 0:31:18

【秘】 盲目 ブラキウム → 籠絡 イクリール

「……お母様は誰にでも優しかったんだ。
僕はお母様が好きだった。
こんな人になりたいと思っていた」

けれど、金と権力の絡む家はそんな平穏なものではなかった。
たくさんの顔を使い分けて、ブラキウムの望む顔を望んでもいないのに見せていた。
誰にでも変わらずそうすることが気持ち悪かった。
いい人だと多くの人に言われるのも恐ろしかった。
自分はこの女の……娘なのだと思って何度も泣いた。
だから君は僕のなりたかった姿で、なりたくなかった姿なんだ。
そこまで語って息を吐いた。

結局はブラキウムの相反する印象があなたの仮面を白く染め上げていただけだ。
まさしく病的なフィルターにふさわしい。
もしかすると今は違うかもしれないが、今はあなたの顔はうかがい知れない。
(-54) shionsou 2021/05/29(Sat) 0:32:06

【人】 御曹司 ブラキウム

>>26 サルガス

「そうなの?
僕はあまり君の事は知らないから」

きっと愚鈍なのはあなただけではない。
知ろうとしなかったのはブラキウムの方だ。

「なら、これからもっと食べればいい。
僕が美味しい果物を教えてあげる。
そのたびに、一緒に食べよう」

これがあるからね、と銀を閃かせる。
これがあれば今の関係を確かめられる気がして見せつけるように何度も。

「……やっぱり君は君のままがいいな」

おいしいと喜ぶあなたの声が心地いい。
嬉しそうなあなたの顔を思い浮かべられたらと。
嬉しいような悲しいような表情で見守っていた。
(27) shionsou 2021/05/29(Sat) 0:56:08

【秘】 御曹司 ブラキウム → 寡欲 ルヘナ

「自分が巻き込まれたら元も子もないよ。
相手はこちらの事情なんて汲んでくれない。
まずは自分から、さ」

頼むよ、と釘を刺した。

「ひとつめにしよう。
ふたつめはまだわからないから、きっと期待に添えない」

あなたの質問には即答。

「僕は全ての人間の顔がぐちゃぐちゃに落書きをしたような仮面に見える。
こうして話している君の顔もそうだ」
(-58) shionsou 2021/05/29(Sat) 1:04:33

【秘】 御曹司 ブラキウム → 籠絡 イクリール

/*
絶賛限界のアタイよ!PLよ!
占ったあなたに、役職の設定的なお話をロールの最中にお出しできるか分からないから先にざっくりとお伝えしておくわね。

・ブラキウムは調香師の家から秘密裏に持ち込んだ特性の香を隠し持っている。
・誰にも知られていないと思っているがおとなには筒抜け。
・効能は【忘れさせること】。起こったことは無くならず、永遠に続くこともない。けれど、誰かの一時凌ぎにはなる。
・香を使っただけでは本人にしか影響は無く、周囲からの扱いは変わらない。

という感じでふわっと考えているわ。
(-90) shionsou 2021/05/29(Sat) 9:32:02

【秘】 御曹司 ブラキウム → 『使える人間』 ルヘナ

「別に感謝されるような事じゃない。
味方が居なくなったら困るのは普通だろう」

当然の事だと、表情を変えない。
知識に引き寄せらるあなたの瞳の輝きは見えないけれど、その好奇を知ってか知らずか補足した。

「今まではそれで良かったんだけどね。
ここには親に連れてこられただけだし、病気だって治らなくても生きていけなくはない。
不都合もなかったんだ。それを証明できるとも、思っていたんだけど」

ここに至って何度もこの病気に足を引っ張られている。

「君の仮面<かお>は付箋のようなものがたくさん張り付いて膨らんでいるように見えるよ。
時折増えたり減ったりしているけど、表情のようなものはあまり見えないね。
ある意味で覚えやすくはあるかな」
(-92) shionsou 2021/05/29(Sat) 10:00:22

【秘】 御曹司 ブラキウム → 『使える人間』 ルヘナ

「わかった。僕からももう言う事は――いや、ひとつだけあるか。君になら教えておくとうまくやってくれるかも」

椅子から立ち上がって退室しようとして、思い出したように懐から一つの小瓶を取り出す。
どうやら香瓶らしい。

「僕の唯一のとっておきだ。
一時しのぎにしかならないとは思うけど……
居なくなった人間を連れ戻せる
かもしれない」
(-93) shionsou 2021/05/29(Sat) 10:02:47

【秘】 剥離 ブラキウム → 籠絡 イクリール

「……ない。
僕はそれからお母様の事は見ていない。
だから……うん。僕はずっとお父様みたいになろうとしたんだ。
何者にも囚われずに堂々と、上に立つ者として振舞うまっすぐなおとなになれば、立派な凄い人間になれると思ったんだ。
選ばれようとする人間じゃなくて、選ぶ人間になれば逃げられると思ったんだ。
言葉も、振る舞いも……体も全部そうしてきた」

あなたの優しい手に撫ぜられるたびにブラキウムの表面に塗り固められた殻が剥がれ落ちていく。
歪んで病に侵された彼女の素顔をようやく覗かせた。

「だけどそんな風に人の顔ばかり見ていたからかな。
いつの間にか全部わからなくなったんだ。
きっと僕が聞いて感じたようにしか仮面は見えないんだろうね。
今までは無機質な情報としてだけ見えればそれで良かった」
(-102) shionsou 2021/05/29(Sat) 10:52:41

【秘】 盲目 ブラキウム → 籠絡 イクリール

「イクリール」

腕に力を入れる。
今度は本当にあなたを抱き返すように。

「君の在り方はお母様に似ている。だけど、全部一緒じゃない。
お母様の仮面はうんざりするほど剥がれ落ちていたけど、君の仮面がずっと変わらないままだ」

ブラキウムにとっては決定的な違い。
けれど有象無象の誰かとして見ているだけでは気付かなかった違い。

「"お願い"ね……あぁ、聞いてもいい。
その代わりに、今度はちゃんと君の事を教えて欲しい。
言葉と行動で示してほしい」

お互いだと言ったのは君だ。
見えない仮面の向こうをはっきりと分かるように。
包み隠さないありのままのあなたに触れたい。
仮面を隔ててしか人と関われなくなったブラキウムは素顔
<ひかり>
に飢えていた。
(-103) shionsou 2021/05/29(Sat) 10:55:56
ブラキウムは、昨日訪れた誰かの部屋の前を通り過ぎた。今は無いらしい。
(a32) shionsou 2021/05/29(Sat) 11:08:43

【人】 御曹司 ブラキウム

>>28 サルガス

「君だってここではみんなと同じこどもなんだから、もっと遊んだりすればいいのに。
好きな事ややりたい事、無いのかい?
もちろんお手伝い以外で、だよ」

次はもっと甘いものを持って来よう、と笑って差し出されたマスカットを口にする。
渇いていた喉を果汁が潤す。
いつも通りの光景。
いつも通りのあなた。
ブラキウムはいつも通りで居られているだろうか。

「――え。あ、うん。おいしいよ。
君が選んだだけはあるね」

そんな考え事をしていたら返事に少しだけ時間がかかった。
(29) shionsou 2021/05/29(Sat) 11:20:56

【秘】 御曹司 ブラキウム → 『使える人間』 ルヘナ

「やっぱり変な奴だね」

つられて心なしか笑った。

「有象無象以外になら迷うことなく使うけど」

忠告を聞いてから小瓶をすぐに仕舞って天井を仰ぐ。
少なくとも今はまだ、そこまでの相手は多くない。

「何かが変わるのならその時はきっと」

誰かに使うのかもしれないね。
独り言のように零した。

「今度こそお暇させてもらうよ。
それじゃあまた。ルヘナ」
(-110) shionsou 2021/05/29(Sat) 11:42:04
ブラキウムは、失われた保険をどうしようかと悩んでいる。
(a34) shionsou 2021/05/29(Sat) 11:42:58

【人】 振子 ブラキウム

>>30 サルガス

「きっと君は知らないだけだよ。
探せば何か見つかるはず。その手伝いくらいはできる」

あなたの自由を奪う者。
根拠のない、相手はすぐに忘れてしまう様ないたずら。
それらをブラキウムは知らない訳ではない。
同時に煩わしいと思っている。
自分が同じように利用していることには目を瞑ったまま。

都合のいい関係のままで居たい気持ちと、いつの間にか湧いたよりよく変わって欲しいという気持ちを認識しないまま揺れ動く。

「僕のやりたい事?」

正直な所、このギムナジウムに期待するものは何一つなかった。
それは数日前までのブラキウムなら即答できた。
今は少しだけ間を置いてから口にする。

「ルヴァやサルガス……一緒に居たい人間と一緒に居る事かな」
(31) shionsou 2021/05/29(Sat) 12:06:35

【人】 振子 ブラキウム

>>32 サルガス

本当に?


やさしさなんかじゃ、きっとない。
やさしいだけなら贈り物をあんなことにも使わなかった。
薄れてもなお御曹司のブラキウムはむくりを頭ももたげる。

「ね。サルガス。約束して。
一人で勝手に居なくならないで。
僕の傍に居て

全部やろうとしないで。
僕のお願いだけ聞いて

無茶をしないで。
僕の為に


あなたのかおが動く。
南京とざくろの奥に見たことのないものが見えた気がして。
前のめりにあなたの手を取ろうとする。

「僕は君が心配なんだ」
(33) shionsou 2021/05/29(Sat) 13:20:05

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

「…………うん。
僕のなりたいものを、やりたい事をちゃんと考えてみようかな。
今はなんだか一つの間違いでも取り返しのつかない事になりそうな気がするんだ。
気付いてからじゃ遅いような、そんな予感」

体の震えはすっかり収まっていた。
あなたのすべてに包まれている気がする。
それでも時間は止まってはくれない。

「あ、あぁ。そうだ。ナイフ。ええと……傷を」

温もりに名残惜しさを覚えると同時に気付く。
あなたが銀色の輝きを取り戻した後に、真っ白なナフキンをあなたの首の傷にそっと添えた。
じっとりとした仄かな熱と脈動を布越しに感じながら、穢れを拭き取れれば今度こそを身を引く。

あなたからナイフを返してもらう時にあなたの仮面を改めて見つめる。
――それは一本の蝋燭の灯のような静かで柔らかい色をしていた。
ほっと気の抜けた表情で口を開く。

「わかった。もう誰かを傷つけるためには使わない。
危なくなった時はイクリールの事を思い出すようにするよ。
さ、夜は何があるかわからない。
君も気を付けて。また今度聞かせてもらうから、忘れないでよ?」
(-133) shionsou 2021/05/29(Sat) 13:58:09

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

/*
アタイの答えはこれよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ナフキンの赤は変わらずイクリールのものよ!!!!!!!!!!!!!!!!

(大丈夫です。それはそれとして、また今度ってなんですかまた今度って)(返信不要です)
(-135) shionsou 2021/05/29(Sat) 14:03:28

【人】 振子 ブラキウム

>>35 サルガス

「サル、ガス?
違うよ。僕は嘘は吐いていない」

言っていない事はあるけれど、それはあなたとの関係にはきっと持ち込まない方が良くて。

「やめて、サルガス。
君からそんな事、あぁ……サルガス、大丈夫なんかじゃないよ。
僕が上に立つから。ね?
君たちを守るのは僕が、僕の役目だろう?」

いつのまにか大きくなったあなたはブラキウムの小さな腕の中には納まりきらない。
焦りは言葉を濁らせる。
無理に繋ぎとめようとすれば出てくるのは独りよがりばかりだというのに。

「そうだ。
君はもっと僕を頼るんだ


越えてはいけない一線を越えてしまう。
それはもう"お願い"ではなかった。
(37) shionsou 2021/05/29(Sat) 14:21:33

【人】 振子 ブラキウム

>>39 サルガス

「――ぁ」

名前を呼ばれて熱が霧散した。
次いで寒気が背を駆ける。
けれど、続く言葉で平静を取り戻す。

「うん、うん。いつでもいいよ。
待ってるから。
僕も解決のためにできることをするつもりなんだ。
協力すればできるようになることもあるよ」

ちいさく触れたあなたの感触を嬉しそうに確かめてから「そろそろ片付けようか」と、自分の食器を片付け始めた。
ゆっくりと黙ったまま手を動かす。
つるつるの青りんごは朝日に照らされてぽつんと転がったまま。
(40) shionsou 2021/05/29(Sat) 15:21:36
ブラキウムは、空き時間に居なくなった人間を探すことにした。
(a39) shionsou 2021/05/29(Sat) 15:33:43

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

/*
工事完了したばかりでアレなのだけれど反魂に興味あるかしら?
(-154) shionsou 2021/05/29(Sat) 15:36:06
振子 ブラキウムは、メモを貼った。
(a40) shionsou 2021/05/29(Sat) 15:38:43

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

/*
え〜一番有象無象じゃないのが君なんだよね。ダメ?
動機も消去法じゃなくてちゃんとあるし。
(-157) shionsou 2021/05/29(Sat) 15:44:24

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

/*
地上含めて一番ブラキウムの情報を握ってるのって君だよ。
感情のままに動くならそうだし。
イクリールに付いてもうちょっと知ってれば……という感じではあるんですが……が……
ルヘナと迷っているのはありますね。
ただ本当にちょろっと話しただけなのでううん。難しいですね。
(-162) shionsou 2021/05/29(Sat) 15:59:58

【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール

/*
それもそうね!
それじゃあ頑張って会いに行くわね。
ブラキウムはそういうの気にしないでしょうし。
表で少しだけ発言するわ。
たぶんやりにくいのでなるはやで秘話に行くのがいいかしらね。
(-169) shionsou 2021/05/29(Sat) 16:13:18