人狼物語 三日月国


141 【誰歓RP】bAroQueチップで遊ぶ村【花見】

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虹彩異色症の猫は、メモを貼った。
(a0) ameya 2022/04/13(Wed) 8:20:41

【人】 虹彩異色症の猫

[ 桜の季節と雖もまだ時折朝は冷え込む。
 今朝はいつの間に布団に潜り込んだのか、床を上げるまで子猫は澤邑の身体で暖を取っていた。

 昨夜、首元に着けた透かし彫りの鈴は、歩む度りろりろと澄んだ音をたてる。
 さして重いものでもないのだが、飾り鎖の先で揺れる鈴が落ち着かないのか、それとも耳慣れない音の為か、どこかふらついた足取りに見える。

 今は鈴の音は静まっており、名前を何度か呼ばわると>>15、箪笥部屋からりろん、とひとつ大きく音が鳴った。それから一定の間を置いて、ろん、ろん、ろん、と音がする。階段箪笥を下る音だ。

 それから、引き戸の隙間から顔を見せ、なー、と鳴いた。

 装具をまた着けられる時は大人しくしていたが、出掛けに孫たちの姿があると、逃げるように澤邑の腕の中に収まった。]*
(8) ameya 2022/04/13(Wed) 20:56:11

【人】 虹彩異色症の猫

[ 孫らの姿を見るや否や、子猫は後ろ足立って澤邑に縋り付くき、まるで抱き上げてとせがむようだ。
 すっぽりと腕に収まる子猫を見て、祖父ばかりずるいと子らが騒ぎ立てる。自分たちも子猫を散歩させてみたいのだと、装具の持ち手が欲しいと強請る。

 子らなりに可愛いがっており、手を伸ばして子猫を撫でるが、当の猫にとっては粗略な手付きが不当な扱われらしい。触れられた箇所をせっせと舐めて毛繕う。更に伸びる手からは身を捩り、このままでは出掛けるどころか邸内の何処かへ逃げ隠れでもしかねない。

 無事に出掛けられたとするなら、澤邑が孫をいなしたのか。今日は猫のおやつもあるとの呼び掛けに、うるるる、と唸りに似た、それにしては迫力のない鳴き声を漏らす。
 そんなものではご機嫌取りにならないと、抗議のような拗ねのような声音だ。

 昨日と同じに良い天候で、子猫を膝に乗せ澤邑が腰掛に落ち着くと>>16、朝の冷えとは異なり春の陽差しが燦々と降り注ぐ。猫も陽気が心地良いのか、微睡み始めた頃合いに退屈だろうと思ったのか飼主に地面に下ろされた。
 眠気を払うように勢いよく首を振ると、大きな耳が振れてぴるるると音でもするようだ。

 大きくひとつ欠伸をすると、うろうろと澤邑の足元を歩いたり、地面を嗅いだり、手頃な大きさの石を転がしている。]**
(24) ameya 2022/04/14(Thu) 19:27:32

【人】 虹彩異色症の猫

[ 知らんぷりをしている方が猫は寄ってくるという。

 もっともらしい祖父の言葉に、孫は如何にも不服そうな声を上げた。
 けれど澤邑が譲らないとわかると、兄弟連れ立って先へ言ってしまった。神社の屋台の方に興味が移ったのだろう。
 なんといっても今日は頼もしいパトロン財布がいる。

 境内の腰掛周りで猫が遊んでいる。
 最初名前を呼ばわった時は知らんぷりであったが、膝を叩く手と逆の手に持つ物に気付くとひょいと膝に飛び乗った。
 巾着袋の口から覗いた瓶の蓋を、匂いが漏れている訳でもないだろうのにふんふんと嗅いだり、前足で叩いたりしている。]**
(46) ameya 2022/04/14(Thu) 23:57:06