人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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フカワ:投票委任

【独】 不運 フカワ

/*
マッッッッッ、これは。これは!?
俺のことみんな好き!?

ヤバイ、やばすぎる。大分やばい。
落ち着け、一気に狂い始めてる。
秘話を、ためすぎていた。
いやおちつけ。ここで、ここでやるんだ。

ツルギじゃないノ!?!? え、じゃあ。
ナツメちゃんぐ!?!? 嘘でしょ待って。

ようやく独り言かけるぐらいの余裕が出てきたんですよ。
もう忙しくてさ。なんだっけ、ごめんね。
浮気性カス!?浮気じゃないわ。
誰とも付き合ってないです!
(-10) toumi_ 2022/03/04(Fri) 22:03:06

【独】 不運 フカワ

/*
ナツメ、かハナサキなんだよ。
つまり、ナツメ……なのか? ラスト狼。
……ナツメなのか? ハナサキ嘘つかない子だよね。
はなさきでもいいけどさ、ハナサキ嘘つかない子だよ。
(-11) toumi_ 2022/03/04(Fri) 22:04:35

【神】 不運 フカワ

その夜の時間。
この顔合わせを言い出した男は欠席した。

端末には、
『すみません、合議は後でログをみます。
 後程、用がある方は連絡を下さい』

と、皆に連絡が来ていただろう。

つづけて、

『皆さんは元の暮らしに戻ったら
 何をやりたいですか』

そんな問いが、まるでそこで聞いているかのように連ねられていた。
(G2) toumi_ 2022/03/04(Fri) 23:22:19

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「やり残したことない、なんて。
 言えるんですね……俺と大違いだ。
 嬉しくないのに、君らしいです」

もう、言えなくなってしまった。
そうでもないと今君のそばに自分はいなかった。

「俺も、良かった……」

ケーキをつつき、少し覚束ない思考に飲まれて。
何をすれば酔いが覚めるのかわからず、目をさますには水だ、と口にする。

「……これは、悪いものだなあ」

ふわふわとした感覚に味さえ良ければ流行るのかもしれないが、これが禁止されているのは……すべての要素か。
その上で身体に異常でももたらすのだろう。
(-19) toumi_ 2022/03/05(Sat) 7:33:54

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「……」


再び二人で寝落ちそうな微睡みの中、貴方をベッドへと運び布団をかける。

ふと、あなたの首筋にまた指を乗せ、微笑めば。
顔を埋めて血を吸う吸血鬼のように吸い付き、ゆっくりと名残惜しむかのように唇を離す。

其処には赤い花弁のような痕がくっきりと残り、後になって服で隠せるかと試行錯誤をしていた。
男は所有印を刻み満足したのか、残りの時間は気分良さそうに夕刻程まで寝落ちていったのだ。


いつかサボりも、やりたかった。
男はもうやりたいことだけをしたかった。

どうして生きていけないのか。
ずっと、ずっとそんな考えても仕方がない事を胸に抱えながら目を閉じた。
(-20) toumi_ 2022/03/05(Sat) 7:34:44

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

/*
連投すみません。
合議中の脱け出しお出掛けロールをしたかったので、描写を一部確定する場面がありますが、一般の建物を建てるのでいいかんじの認識で自由にやってください。

問題なければ返信後に始めさせて頂きます、長々とお付き合いしてくださりありがとうございます。
(-21) toumi_ 2022/03/05(Sat) 7:42:08

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ

「……悲しむ人、増やしたくないって言ってるのに。
 これも全部、俺のせい……?
 嫌に決まってるだろ、本当。
 嫌なことするなあ、若いくせに、嫌なことばっか。

 嫌だな」

君が死にたくないというのなら。
死んでやるというのも、俺のためならば。

「俺は、君と一緒に死にたくなんてないよ」

もし出来るとするならば、生きたかったよ。
ただ、くだらないことを言い合って、
喧嘩したり、文句軽口を吐きながら、
君の舞台も見て、感じて言葉にして、
そして、普通に笑えるような、そんな関係になりたかった。
(-25) toumi_ 2022/03/05(Sat) 13:35:28

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ


「死にたいわけじゃ、ないんだろ。
 馬鹿なことを言うな。簡単に死ぬことを選ぶな。

 俺が死ぬのは、君のためもあるし、
 俺が自分の親に出来る反抗の一つなんだ。

 全部やり遂げてみせるよ、俺は。
 もし、奇跡が起きたら考えてみるけど……。

 そのときの俺は、殺人犯だし。
 前を向いて生きることに、疲れてる。
 ここで死ぬのがもしかしたら、楽しみになっている。
 それは誰かとじゃない。

 一人でだ」
(-26) toumi_ 2022/03/05(Sat) 13:35:52

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ

二度と、永遠にわかりたくない。

一緒に死ぬことが幸せだなんて、
誰かの死を望んだこと
が幸せだったなんて。

自分の中で認められるわけがない。

例えさみしさが埋まって、不安もなくなって、

嬉しくて、気分がいいものになっても。

いいえ、の選択肢を俺はとり続けるのだろう。


ゆっくりと顔を上げて、身を離そうとする。
それまですがりっぱなしで、されるがままだったのを恥ずかしそうにしながら馬鹿みたいにないた目元を擦る。

「なんだか暗い気持ちになりますね、……お酒でも飲みますか?」

そして、突然、ぽつりとつぶやいた。

「俺は飲みませんけど。その、悪いこと、したくなって。
 お酒造ってみたんです、花が沢山ある温室を建てるついでに。
 ブドウジュースを造る要領で、発酵の過程をつくって、
 甘みを多くして、苦みを抑えるために炭酸水で薄めた
 ジェネリックアルコール。
 ……制作者は普川邦幸。ただの、花屋だった男です」

「……俺、楽しんでいるでしょう?
 ここでしていることは、全部、死ぬまでの
暇つぶし
なんで」

男はいつまでも、他人事を貫こうとしていた。
(-27) toumi_ 2022/03/05(Sat) 13:43:32

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

もうすぐ合議がはじまるであろう時間、
今日は一人でも、皆と一緒でもなかった。

あなたの手を引いて向かうのはマップにある空白の場所。
そこに建てられていた建築物は、
水族館
だった。


「……遊園地と、動物園。
 うるさそうで……
 静かなところが良いと思ったのですが、……あの。

 君は、お魚大丈夫でしたか?」

今更な質問をしながら、視線は一度裁判所の方へ向いていた。
サボりをしたのは初めて、初日も告げたが学生時代の彼は皆勤賞なのだ。
(-28) toumi_ 2022/03/05(Sat) 13:50:45
フカワは、合議の時間、前に造ったブランコの傍に
水族館
を建てていた。
(a2) toumi_ 2022/03/05(Sat) 13:52:04

【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ

合議が始まる前……もしくはその頃、メッセージウィンドウにフカワからの連絡があった。

『ツルギさんって
 人を殺すとき、
何か手に持ちますか


それは武器だとか、お守りだとか、彼らの手だとか。
(-38) toumi_ 2022/03/05(Sat) 15:00:29

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「苦手でも、
目隠しをしてつれていったんですけど……


「俺がちゃんと覚えている、楽しかったと思えていた場所です。
 父の運転で、まだ妹は小さくてチャイルドシートでした。俺は少しお兄ちゃんで、迷子にさえならなければ自由に動いてよかったんです」

「カミクズさんは、そんな思い出……なかったですか」

小さな海の生き物達がライトアップされ、二人を水辺の世界へと誘った。
自分達以外は無人の空間には魚たちだけ。
男は所々で足を止め首をかしげる姿から、魚には詳しくなさそうでただただ綺麗なものを綺麗だと水槽の中を眺めていた。

「魚って、酔っぱらって方向感覚をなくすのに……溺れないんですよね……」

(-42) toumi_ 2022/03/05(Sat) 15:10:55

【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ

『ツルギくんなら』
『話せるからです』
『他の人に聞けませんよ
 人を殺してそうな人他にいますか?』

人を殺してそうな人だと、暗にいっているわけではありません。男の視点には詳しそうな人が居なかったのです。

『ツルギくんは力あるんですね
 やっぱり刀が扱えるからでしょうか
 そして、直接手にかけようとすんですね
 毒なんて簡単にてに入らないからでしょうか』

『あ、毒でもよかったのか
 でも俺は医者でもないんで、どれぐらいの量で人が死んで体に取り込まれるとかわからなかったんですよ
 図書館で調べればよかったな』

『はじめは斧を握って
 次に包丁を握ったんですが
 殺せそうになくて
 拳銃も使い方がわからない気がして
 握ったことがないので』

『なにかを持とうとしたことが間違いだと
 今気づいたところなんです』

ただ、一つ一つ己の噛み砕いた考察が続いた。
(-45) toumi_ 2022/03/05(Sat) 15:51:00

【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ

『人なんて殺したことないし』

『気合いをいれないと』

『こっちが殺されるんですよ』

花屋の平凡な男は、一人ちがうゲームに入れられた気分である。

『即死が良いじゃないですか
 手を伸ばされても引きずられないように
 突き落とすは、はい、思い付きました
 確実に死ねるように』

例えば、水槽。例えば、


『だから』

『俺の答えは、手放す、になりそうです
 うまくいくとおもいますか?』
(-50) toumi_ 2022/03/05(Sat) 16:41:08

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「一緒に来たことに意味があるでしょう」

その手を握り返して、柄でもないが引っ張りながら。
共に、美しく光に照らされている造られた海を歩く。

「俺と逆なんですね……。
 お兄さんが欠けた気持ちは
 ……それは誰にも経験出来なさそうだ」

少しは理解できるかと思ったのに、
半身のような存在が居なくなることはどれほど辛かっただろう。
それを考えて、ツキリと痛んだ胸は誰のためだったか。

「まだ、教えてください。お兄さんのこと。
 寂しいのはわかりますが、少しでも君のことを知りたいです」

口を閉じて微笑んで、あなたの寂しい思い出も聞きたがる。
知りたいのだ、その辛さも苦しみも、今一緒に居るのだから。

「あ……そうだここ、上から見られるんです。
 バックヤード見学、知っていますか?」

大きな鯨が泳ぐ水槽の前で止まり青の世界を見上げる。
きらめく世界に時間を忘れながら、また手を引いた。
(-56) toumi_ 2022/03/05(Sat) 18:08:36

【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ

『何か をするつもりです』
『後で顔は見せますね』

『やりたいことがあって
 無事に帰ってきます、そのときにまた話しましょう』
(-57) toumi_ 2022/03/05(Sat) 18:12:18

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「……代わりになっても、変わらないですよ」
「今ここに、お兄さんがいることになっただけです」

青が、二人の服を顔を染めていって。
なんだか、顔色が悪くなったように見えて心配になる。

あなたも、彼も悪くない。
この世界が、社会のあり方が悲しみを生んで。
そして、やるせない中ですがる相手を探してしまう。

「俺もみたことないんです。
 でも、今は人がいませんから」
「見ましょう、彼の分まで。
 思い出作って、伝えてあげませんと……。
 君の笑顔を待ってる掃司さんも、暇で仕方ないと思いますからね」

貸しきりを楽しみましょう、と、立ち止まったり進んだり。
そして迷ったりをしながらスタッフオンリーの扉を潜った。
階段を一つ一つ上がっていけば、少し生臭い匂いと、静かな機械の音に世界は包まれた。
(-75) toumi_ 2022/03/05(Sat) 21:15:10

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ


「あ、裏側はすごく神秘的じゃないですね。
 順路とかあるのかな……」


弟や妹と歩いたのは何度もある。おんぶも、抱っこも。
懐かれていた理由は文句を言わない兄だったから。
厳しくする親たちと違って、我慢をして怒らないから。
だから、なにをしても気にされないし。
何もしなくても、気にされなかったな。
それが、今になって、何をするのにも意識をされて。
そして求められるようになっているのだから。人生、何が起こるかわからない。
(-76) toumi_ 2022/03/05(Sat) 21:15:26

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「お、教えて、あげないんですね……双子なのに。
 ずっと兄弟喧嘩が続いてるみたいで、さみしいのに、なんだか楽しいですね」

「たまに運が良いんで、なんとか。
 迷っても次官はたくさんありますから。ゆっくり歩きましょう……」


しばらく経ってたどり着いたのは巨大な水槽の上。
まるで工場にあるような機械が陳列し、手すりのついた鉄の橋がかけられている。

「……裏側をみれて楽しいですが、少し緊張しますね。
 手は離しても良いですか、滑って一緒に転ぶといたいですし」

先に、と、橋を歩いてその水槽の中を覗き込んだ。
思ったよりも狭い、それなのに自由に泳ぐ彼らがそこにいて、彼らは幸せなのかと考えても仕方がないことを思い付く。

「……すごい、なんだか正面でみるよりも現実的で。
 本物がいるんですね」
(-78) toumi_ 2022/03/05(Sat) 23:06:37

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

当たり前のことを当たり前のようにいって、水面に手を伸ばしてみた。

「俺、きっと今まで。
 水槽で泳いで餌をあげられるだけだったんです。
 今は、外に出たいのかは、わかりません。
 それでも、こうして隣に一緒にいて、思い出を作るためには、此れからも出ないとですよね」
(-79) toumi_ 2022/03/05(Sat) 23:06:51

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ


「年上ですし……一応。
 言い方は癖、なんです」

学生が多くて、若いな、と。
大量の台本のなり損ないを見て、
こんな熱量があることもやっぱり若さだと思う。

「やっぱり、なんだか。」

死ねと言われたのに、こんなこというのは、今更。

「嬉しいですね」

おかしいと笑われても、男はいつだってそうであるだけだった。
(-85) toumi_ 2022/03/06(Sun) 2:05:19

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ


「まず、お酒も……犯罪だから未成年も、関係ないですよ」

昔の嗜好品だったみたいで、と告げながら。
ワインもどきにケーキを添えて。再び席に着けばささやかなお茶会がはじまる。

「アクタ、さん、……あ、りがとうございます。
 せいいっぱいもてなしますね」

罪の味が広がる、ケーキとワイン。
命を分け与える約束の裏に、生死を共にする夢は酒に溶けて飲み込まれる。
ただそれを願った想いだけは、甘い思い出に強く刻まれたことだろう。
(-86) toumi_ 2022/03/06(Sun) 2:05:36

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ


「じゃあこれからも独り占めしてもらわないと、です、ね?
 なんだか、子供っぽくなってくれて嬉しいです」

「少しは甘えてもらえてるのかなって」

漠然と。
一緒に居た方が、出ない方が楽だと。
死なないで、死を待って、これからを意味なく話すのも。
きっと楽しいのだろう、それほどの仲になった。
やっと、自信を持っていえるように、なった。

「そう、ですか。
 出来ていますよ、十分。いまだってこうして。
 一緒にデート、できたんですから」

本当に、少しだけ。心の底から笑って、



――――
――

#水族館
(-87) toumi_ 2022/03/06(Sun) 2:16:54

【人】 不運 フカワ

#水族館

かつ、こつ、かつん。


響く靴音に水の音。

皆が合議をしている時間、舞台は、裏。巨大な水槽の上。

従業員が餌などを与えるその橋の上に、二人の男が立っていた。
(1) toumi_ 2022/03/06(Sun) 2:18:37

【人】 不運 フカワ

#水族館

泳ぐ魚を見つめながら、一人の男が移動をする。

フカワはセーフティーの鎖を準備し、
水槽を覗き込むカミクズの後ろへと回り込む。


そして、フカワは
手すりを削除。

カミクズの背に当てた手を、そのまま前にぐんと伸ばした。
(2) toumi_ 2022/03/06(Sun) 2:21:18
フカワは、カミクズを手放した。
(a6) toumi_ 2022/03/06(Sun) 2:21:54

【人】 不運 フカワ

#水族館

「――   さん」


小さくて届かないフカワの声。

カミクズの視界に広がるのは、青、蒼、碧。
熱が離れる、背に残るのはフカワの手の感触だけ。

不安定になるカミクズの前には、狭いあお。
熱が離れる、一歩二歩と、音が遠ざかろうとする。

無造作に落ちでもすれば、
少なくとも怪我をした者が落ちれば、

無事では済まないであろう水槽が彼らの目の前にあった。
(3) toumi_ 2022/03/06(Sun) 2:23:21

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

#水族館

手を当てた瞬間。

「お誕生日、おめでとうございます」

その言葉だけ、あなたの耳に届いたかもしれない。
(-89) toumi_ 2022/03/06(Sun) 2:26:05

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

まだ。手を伸ばせたじゃないか。
まだ。生きようとできたじゃないか。


俺が殺さないと。

俺が終わらせてあげたいんだ。
(-96) toumi_ 2022/03/06(Sun) 6:02:34

【人】 不運 フカワ

#水族館

あっけなく行われ広がる光景に、忘れていた手を伸ばした。


消さなければ。
その、水を。
水を削除。


造られた海に落ちていく君を俺は見続けている。
吸い込まれるようにして堕ちる姿を目に焼き付ける。
いつまでも、いつまでも、最後まで見守り続けている。
(4) toumi_ 2022/03/06(Sun) 6:06:11