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人狼物語 三日月国


259 テスト村

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

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蒼い三日月が辺りを照らす。伝承は果たして真実なのだろうか。
もし真実であるならば、異形の刃を見つけ出し、打ち砕かなければならない。

どうやらこの中には、村人が1人、念波之民が2人、人狼が1人いるようだ。

【人】 とある書物



本日はどのような一日になるのでしょうか。

 
(0) master 2024/04/28(Sun) 16:21:15
とある書物は時が進むよう祈った。

【人】 世良健人

[壇上にのぼって一礼すると、会場を見渡して。
ゆっくりと間を取った。沈黙に此方に視線が集まる頃。]


こんにちは。世良健人です。

…………少し。緊張しています。


[そう言って。小さく唇に手を当てた。]
(1) Lao2 2024/04/28(Sun) 18:12:19

【人】 世良健人

[会場を一人一人見渡しながら。]


『Ωの人権について考える』と言っても。
ここに居る皆さんのほとんどがβもしくはαで。
Ωの方が何人居らっしゃるか分かりませんし……

学校の行事で仕方なく席に座ってらっしゃる方も多いと思うんですよね。

そうした大多数の方にとって。
今回のテーマって大仰だと思うし。
あまり身近な物として考えられないんじゃないかなって思うんです。
堅苦しく感じちゃう人も多いと思うし。


[ちょっと考えて。]
(2) Lao2 2024/04/28(Sun) 18:14:06

【人】 世良健人

[それから会場に向かってにっこり笑って。]


だからまあ。とりあえずテーマは置いといて。
楽しい事話しましょうか。


好きな子の顔思い浮かべてみてくれませんか?


笑わないでくださいよ?
俺達だってもう中学生なんだから。
好きな子や。気になる子や。ちょっと良いなって思う人くらい居るでしょ?
居なかったらアイドルや俳優さんだって良いですよ?
『きゃ〜♪』ってなれちゃう。ドキドキしちゃう人。
一人くらい。頭の中に思い浮かびません?

…………思い浮かべてくれました?


[笑いながら。楽し気にそう話して。]
(3) Lao2 2024/04/28(Sun) 18:15:42

【人】 世良健人

[それからゆっくりとにこやかに。
笑いながら話しを進めて行った。]


そうしたら。想像してみてください。
その人と自分が。大恋愛の末結ばれて。
皆に祝福されながら幸せな結婚をする姿。

ははっ。別にいいでしょ?
想像するくらい自由だし。
それに……、本当はそういう想像したことある人だって。
いるんじゃありません?
いいじゃないですか……
幸せな未来の自分くらい夢見たって……


[目を細めて。柔らかく微笑んで。]
(4) Lao2 2024/04/28(Sun) 18:17:07

【人】 世良健人

[それから柔らかな眼差しのまま語り掛けた。]


もう少しだけ先の未来を想像してみてください。
大好きな人と結婚して。その先の未来で……
愛する人との間に。子どもを授かるんです。
好きな人にそっくりで。自分の面影もあって。
珠のように可愛らしい子。

2人で話し合ったりするの。
『どんな子に育って欲しいかな?』
『優しい子なら良いよ』って。
でもやっぱり心のどっかで。その子の未来に。
夢や希望や期待を持ってて…………
きっと純粋にその子の幸せを願ってる。

そうしてその子がすくすくと育って…………


[柔らかく遠くを見るような眼差しから。
ふっと会場に視線を戻して。]
(5) Lao2 2024/04/28(Sun) 18:18:29

【人】 世良健人

[ゆっくりと染み入るような声で告げた。]


第二性の検査で『Ω』の判定が出た時。
あなたはそれまでと同じように喜べますか?
その子の未来を。手離しで祝福して。
夢や希望を抱けますか?


………………。


少しだけ。思い返してみてください。
今の。自分の身の回りの世界の出来事。
人間関係や。目に見えて居る景色。

今まで…………
”当たり前”だと思って居た事の中にも。
幾つかの。もしくはたくさんの。気付きがあるはずです。


[ゆっくりと。息を吸って。間を取って。]
(6) Lao2 2024/04/28(Sun) 18:20:22

【人】 世良健人

[それから微笑みながら穏やかな声で話をした。]


差別をしない人間なんて居ません。
きっと俺も知らない間に幾つもやっています。
今この瞬間も。そしてこれからも。きっと何回もね。
でも気付くことが出来れば…………
自分のふるまいを変える事は出来ます。


[それからふっと微笑んで。]
(7) Lao2 2024/04/28(Sun) 18:21:30

【人】 世良健人

[明るいおどけた声で話した。]


別にいきなり正義感に目覚めてすごい行動を起こせとか言いませんよ?
それはね。むしろやんない方が良いかも。
皆さんにだって。
今まで築き上げた友人関係や、人間関係があるでしょ?

でも…………

ふっと気付いた時に。一度立ち止まって。
自分がこれから取る行動や。
口に出す言葉の、表現の方法をね。
考えてみてもらえたらなって。思います。


[最後柔らかく笑ってから。]
(8) Lao2 2024/04/28(Sun) 18:23:11

【人】 世良健人

[そっと背筋を正して。
会場の一人一人に目を向けた。]


俺たちはまだ中学生で。守られる側の立場に居ます。
しかし何時か大人になり、責任を負う立場へと変わります。
その時。社会を形作るのは、私達です。


あなたは。その時。どんな未来を迎えたいですか?


…………
 
(9) Lao2 2024/04/28(Sun) 18:24:56

【人】 世良健人


…………


俺の今日話した事が。あなたの。考える切欠になってくれたら。

 
(10) Lao2 2024/04/28(Sun) 18:27:09

【人】 世良健人



…………嬉しいなって。思います。

 
(11) Lao2 2024/04/28(Sun) 18:27:45

【人】 世良健人



ご清聴ありがとうございました。


[それから静かに腰を折って。
次の登壇者と変わるべく。壇上を降りた。**]
(12) Lao2 2024/04/28(Sun) 18:28:09
時雨が参加しました。

【見】 時雨

[天窓から光差し込む体育館。
 正面口を潜り抜ける一瞬。
 きつく眉根を寄せた。

 側壁の外に通じる扉の横、列の端に陣取り、
 伸びた襟足を払って、椅子の背に浅くもたれる。

 今日課されたのは、講演会の会場設置の手伝いと、
 “出来る範囲”での聴講。
 有り難い特別措置ではあるが───]




  よりによって、これはさぁー………どうなの?



[垂れ幕の演題に目を遣り、微かな声でぼやく。]
(@0) eyes 2024/04/29(Mon) 10:43:17

【見】 時雨

[退屈だった。誰も彼も。
 何時しか緩く閉ざしていた瞼を、
 時折薄く開き、壁時計に視線を走らせる。


 ─────もぉ、いいでしょ。そろそろ。

 生欠伸を連発するようになってきたし、頭痛もする。
 御座なりな拍手の鳴り響く中、潮時だと心に決めて
 組んだ足を解いた。
 その時。

 登壇者の控え席で立ち上がる、一人の少年。
 離れた距離から。ふわ、と匂い立つ。]



   ─────…………



[浮かした腰を再び下ろしたのは、無意識だった*]
(@1) eyes 2024/04/29(Mon) 10:47:19

【見】 時雨

[壇上に向かう明るい髪の少年。
 ぱらぱらと鎮まりゆく拍手。
 椅子を引く音。
 咳払い。
 囁き声。

 少年は。
 未だ口を開かない>>1

 瞬きもせず、見詰めていた。


 やがて響いた、穏やかな声。]
(@2) eyes 2024/04/29(Mon) 13:14:43

【見】 時雨

[少年の独壇場は。
 時間にして、十分にも満たなかっただろう。

 演者は、滞りなく別の学生へと移った。
 盛んな拍手が鳴り止み、
 次の演説が始まり、終わり。
 また拍手が起きて、ようやく。
 さっきの少年に、拍手を送りそびれたことに気づいた。


 それからは。

 時間の経過は、
 あっという間に感じた。
 混じり合う臭いに覚えた人酔さえも
 綺麗さっぱり忘れて。]
(@3) eyes 2024/04/29(Mon) 13:18:26

【見】 時雨

[校長の閉会の挨拶。
 最後に、登壇者全員が控え席で立ち上がり、
 聴衆へと向き直り、再び一礼する。
 少し遅れて、音高く拍手を送った。


 聴講席を回り込んで出口へと向かう学生達。
 通り過ぎていく一団に混じる、一際明るい色。
 くらりと頭の芯が痺れて。]



  
    ───……ぁ、 待って、



[気づけば。その少年に、声を掛けていた*]
(@4) eyes 2024/04/29(Mon) 13:20:39

【人】 世良健人

[校長先生の閉会の言葉の後。>>@4
全員で一礼して壇上から降りた。
緊張が解けたのか、互いに会話をしだす演者達。
自己紹介をしたり、感想を述べあったりしながら歩いて。


自分も講堂の出口を潜る際…………
ふわりと。心が落ち着くような。ざわめくような香りがした。


声は聞こえなかったけれど。
同じ学校の同級生が立ち止まって振り返った。
一緒に来た友達だったから。俺もそこで会話を止めて。
別の学校の同級生に笑って再会の挨拶をした。
それから友人を振り返って…………]
(13) Lao2 2024/04/29(Mon) 14:04:16

【人】 世良健人


[綺麗な鮮やかな髪が見えた。
具合が悪いのか、頭が揺れて。
流れ落ちた髪の下に、白い首筋が目に入った……。]
 
(14) Lao2 2024/04/29(Mon) 14:05:02

【人】 世良健人

[同級生の元まで歩いて帰って。
顔を見合わせたけど。困惑している様子で。
知り合いでは無さそうだった。]


…………どうしたの?


具合悪いなら。何か手伝える事ある?


[生憎他校の保健室の場所等知らないけれど。
まだ講堂には教師も残って居たから。
一度そちらに視線を向けて。
それから再度。目の前の人に視線を戻した。**]
(15) Lao2 2024/04/29(Mon) 14:05:31

【見】 時雨

[場の空気が緩み、未だ座っている生徒達も蠢き始める。
 ざわめきの中、感覚は嘗てない程
 研ぎ澄まされているのに、
 思考はぼんやり霞がかるようだった。

 声をかけるのが一拍遅れて、
 目当ての少年は行き過ぎてしまった。
 不思議そうに立ち止まった小柄な黒髪の少年と、
 目を見合わせたのは、ほんの一瞬。]



    ぇ、……ごめ、 違くて……───




[呟きながらも、すっと視線は追う。
 遠ざかる後ろ姿を。>>13
(@5) eyes 2024/04/29(Mon) 14:58:49

【見】 時雨

[直に踵を返し、戻ってきた少年。>>15
 目が合った。声を掛けられる。
 さっき名乗った声が、耳奥で谺する。
 すっきりと切れ上がった瞳が綺麗だった。

 問われたのは。
 聞き慣れた類の質問だったから。
 反射的に、“大丈夫”と答えていた。]
(@6) eyes 2024/04/29(Mon) 15:00:47

【見】 時雨

[さっきは意図せず綻びた唇が。>>@4
 つと動きを止める。

 名前──────は、
 もう聞いて、覚えていた。
 講演会のリーフレットにも載っているだろう。
 どこの中学に通っているのかすら。

 聞くべきことなんて、何にも見当たらなくて。
 急に焦燥が喉元に迫り上がり、乾きを覚えた。
 無意識に、首裏を爪先で引っ掻いて。]





    …………、…… よかった。さっきの、



[抑えた声音で囁く。
 思い出して、ささやかな笑顔を添え。
 膝上からふらり、徨い出た手を、
 さりげなく退いた**]
(@7) eyes 2024/04/29(Mon) 15:05:03

【人】 世良健人

[問いかけに返って来た答えは『大丈夫』>>@6で。
彼の唇が開きかけて。音を載せずに薄く開いたまま止まる。
黙って見詰めて居れば、指先が首の裏を掻いて。
視線が思わず引き寄せられた。
先程一瞬だけ感じた香りが、鼻孔を擽った。


彼の言葉に意識が戻って。>>@7
視線がまた彼自身に戻る。


微かに掠れたように響く囁き声。
控えめな笑顔。
躊躇いがちに差し出された手が引き戻される様。
それらをじっと見て。自分から手を差し出した。]
(16) Lao2 2024/04/29(Mon) 20:22:55

【人】 世良健人

[彼が手を握ってくれるまで辛抱強く待って。
それから…………]


ありがと。


[一言笑って告げると。ぎゅっと握った手に力を込めた。
それから手を離すと。
”またね”と笑って。
友人と共に、会場を後にした。**]
(17) Lao2 2024/04/29(Mon) 20:23:22