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【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ一段落した頃。 少しだけ神妙そうにあなたの元を訪れ小声で話しかけた。 「ジャコモさ…じゃなかった、ジャコモ」 呼び方は二人きりのときは直している最中。 「今のうちに話しておきたいことがあります」 (-76) toumi_ 2024/03/23(Sat) 23:53:52 |
【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル「おう、それでいい。 さんとか様なんてつけられるタマじゃねえしな」 言葉遣いの訂正に満足そうに笑みを作り、けれど、 すぐに神妙な素振りの貴方に困惑したように目を丸くした。 「なんだよ、急に」 「今夜自分は殺されるとか?」 軽口を叩く状態じゃないのかもしれない。 けれどこの空気感に耐えられなくてついそんな軽口を叩いてしまうのがこの男だ。貴方の話を真剣に聞こうとすればするほど、その傾向が出てしまうかもしれない。 (-79) poru 2024/03/24(Sun) 0:03:30 |
【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレアガチャガチャ、ガシャン。 RMB48をブンしてシュートした後、その機体から出てきたのは【キャップ】だ。 キャップ、蓋、先端にかぶせる物。 プラスチックの素材でできた安っぽいそれは、少し古いUSBと呼ばれる記録機器の帽子であった。 「アウレアさまー、あのー……見てました?」 恐る恐る顔色を伺いながら先程の件とやらを話してみる。 スルーするのならいいのだが、多分がっつりみられていたような気がしたから。 (-81) toumi_ 2024/03/24(Sun) 0:21:35 |
【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ「いいええ、流石に殺されないと思いますが」 「実は もう殺されそうになっていまして 」はらりと取り出したのは返り血が付いた布だ。 誰の血であるかは不明だが、自分のではないと重ねて。 「乗船前に襲われて、ストレルカさまに助けてもらいました。 今はファミリーに身柄が預けられていて、多分外部の人みたいですが、それでも危ないので知らせにきました」 「ええっと、私を狙いに来たらしくって、一応相談しておこうかなとぉ」 (-85) toumi_ 2024/03/24(Sun) 0:38:39 |
【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル「わりとあってんじゃねぇか!!」 思わず大声でツッコミを入れてしまった。 今夜ではないが殺されそうになっていたのは事実なため。 「嘘だろおい、ってマジかよ…… なんだ、ノッテに恨みを持つ奴の犯行……じゃない?」 聞こえた言葉はナル自身を狙ったものだというもので、 凡そ無事だと理解していてもなお、ぐい、と貴方が他の部位を汚していないか確認するかのように両手で掴み上げて確認をしようとする。 「大丈夫かよ」 「ただでさえお前、熱とか出てる時もあんのによ」 「そん時狙われたらひとたまりもねぇじゃねぇか」 「……相手に心当たりはあんのか? なんか恨まれる事してたりみたいなよ。 肩ぶつかっただけで殺しに来る馬鹿もいるだろうけどさ」 (-89) poru 2024/03/24(Sun) 0:56:01 |
【人】 仕分人 ナル「やっぱり船に乗ったばかりは忙しないですね」 「うーん、私も仕事場は綺麗にしておかないと」 それはオペレーターが常にいる通信室の横にある小部屋。 仕分人という任務も、通信士から仕事を分けて貰っているようなもので。 「そうだ、リーナさまに貰った紅茶を今のうちに!」 じぶんの部屋を明るくするために、茶飲み友達の顔を浮かべながらスキップをしてその場を離れた。 (85) toumi_ 2024/03/24(Sun) 1:36:20 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナルカラ、と小さな部品が機体の隙間から出てくる。 アウレアはそれをつまんで、「ああ」と思った。 これなら見た事がある。 とはいえ、今の主流とは言い難い物の蓋、であって。 「ん?────ああ、」 その問いには視線だけ向けて、それから幾ばくかの逡巡の後。 「見たよ。"らしくない"じゃないか、ナル」 「流石の俺も驚いたな。他の奴には見られてないか?」 至極落ち着いた口調で、責めるでもなくそう言った。 "らしくない"。 その言葉に様々な意味が込められているのは、言葉にせずとも分かるだろう。 キャップはまだアウレアの手の中にある。 (-96) susuya 2024/03/24(Sun) 1:51:15 |
【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ「白髪でくすんだ目をしてて〜とか言ってたので私かと」 「わ、ととととと。なんですかなんですか!大丈夫ですよ!!」 捕まれたことに驚き抵抗するすべもなく持ち上げられる。 痛みを訴えることも他に傷も見られないが、殴ることも蹴ることもその身はまったく慣れておらず、ストレルカが居なければ本当にタダですまなかっただろう。 「そうですね、全然護身術とか習ってないですから。 誰かに襲われたらひとたまりもないです、ギリギリ遺言を残せるぐらいでしょうか」 「でも恨まれ事……、この5年間は引きこもりでしたし。 はっきりしたことは言えないですが、もしかしたら……記憶喪失に関係しているのかもしれません。 わからないんですけどね、ちょっと気になることがあったんでアウレアさまに調べてもらう予定です」 (-97) toumi_ 2024/03/24(Sun) 1:57:51 |
【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア「えーとえーと」 「見られてはない、です。破いて着替えたので!」 どのようにあなたが考えているかわからないが、立場は上、業務も提携していて傍にいる時間は短くない。 ならばこの憂いは口に出しておくべきだと判断した。 それが例え、自分の立場を脅かしてしまうことになったとしても。 「心配かけてしまいましたね。 ストレルカに助けてもらったんですよ! だからあの血は」 ナルが手を出したものではない。 この話は真実であると一人の証人の名前を挙げて、一度視線をさまよわせた。 「……乗船前に男に襲われて、その時についたものです。 その方は"私"を狙って、気絶させようとしにきました」 襲撃者の手にはスタン武器が持たれていたと静かに告げる。 当たれば獣も一発、それが自衛ならまだしも一構成員に向けられたものとなると話が違う。 「あの、落とし物手癖で拾ってきちゃって」 「……いやな、予感がするんです」 そうして開かれた手には一つのUSBデバイスが乗っていた。 (-98) toumi_ 2024/03/24(Sun) 2:15:34 |
【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル「……本当になにもなさそうだな。 この舟の奴らは平気なふりして隠してそうな奴らが 多いから、全く油断できねェんだよ」 手を突然ぱ、と離すから、体勢の整えるには多少痛い形になるかもしれない。手荒な真似に全く悪びれる様子はないが。 「今ので俺相手にキレて蹴りなり拳なり入れられない ようじゃ暴漢対応なんかできるわけもねえよなあ。 かといって今から護身術習うにはちと遅すぎる」 俺も別に教えられるほどうまくもねぇしなぁ……とボヤいて。 「……まあでもお前、金貯めなきゃなんねえもんな。 そういうことに構ってる余裕、なかったか。 記憶喪失が原因だとして、遅すぎねぇ?って思うけどな。 お前の身体の中でなんか育ててて回収しにきたとか……?」 ホラーじゃねえか。と呟き、いやでも結構いい線いってんじゃね?と、少々満足げな顔で頷いている。 (-104) poru 2024/03/24(Sun) 8:06:55 |
【秘】 通信士 カテリーナ → 仕分人 ナル* あなたの端末にメッセージが届いた * 『ナルさん〜!公園のお花が咲いてましたのでお裾分けです!』 『白いお花がきれいに咲いてたんですけど、黄色いのと赤いのももう少しで咲きそう!』 『今回のお仕事の間に咲いたら、一緒にお散歩しませんか〜』 白い花の写真が添えられている。 その奥に見える赤い花の蕾も大きくなっていて、開花を期待できそうな様子。 大きな変化のない船内生活でもカテリーナが何かを見つけてはあなたや他のメンバーへ送ってくるのは、いつも通りのこと。 (-110) 968. 2024/03/24(Sun) 9:30:57 |
【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ『是非とも』 『休憩時間に一緒に見に行くのもいいですね!』 『只今仕事部屋を飾っています』 あなた方のよくいる部屋の隣にあるちんまい個室。 電話線が伸びるデスクに、お洒落なパッケージの紅茶とお茶菓子、四角い顔したロボット人形を飾っている写真をつけた。 『私みたいに駆けて転けないで下さいよ!』 (-113) toumi_ 2024/03/24(Sun) 10:49:27 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル「そうか。ならまあ、知っているのは俺とストレルカだけ」 「……ニンゲンに向ける武器じゃあないな。 どこの馬の骨に目を付けられてきたんだ? ん〜……」 「ともかく無事で良かったよ。 ストレルカには礼を言わないとな」 そう言いながらあなたの手のひらの上のデバイスを見て、 親指の先でぐりぐりとこめかみを揉む。 アウレアが時折見せる、考えている時の癖だ。 「迷い所だねぇ。それ、ウチのとこで見れなくはないけどぉ」 「内容ヤバかったらお互い処分されるかも〜、なんて」 「う〜ん……いや。 面倒事にはもう既に巻き込まれているに等しいか。 少し軽率な気もするが……」 「見るか?」 ――再生するための機器ならここにある。 お供にしている小型ドローンでも再生できるだろうし、 PC端末にコネクタを繋げてでも。 それを拾ったのはあなた。 だからその中身を見るかどうかも、拾い主に委ねようと。 (-114) susuya 2024/03/24(Sun) 10:52:35 |
【秘】 通信士 カテリーナ → 仕分人 ナルぽひゅ、ぽぽぽ あなたの端末のコミュニケーションアプリに立て続けに送られたのは絵文字。 [イイネ!][オッケー!][サイコー!][やったね!] それぞれの意味のポーズや宇宙共通語の描き文字を伴って、表情豊かなウサギのキャラクターが跳ねている。 『わぁ、オシャレです!』 『今度ナルさんのお部屋行くの、楽しみになりました♪』 『てゆーか、お散歩のあと寄っちゃおっかな』 『いまから遊びに行っても良いですか?』 『そんなに転んだりしないので、大丈夫で〜す!』 (-117) 968. 2024/03/24(Sun) 13:30:54 |
【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ「私みなさんと違いますから!」 これの発言には決して貶める意図はない、隠したくても隠せない事情が常にある。 例えば定期健診だとか、例えばあなたのような友人の目だとか。 あと、嘘のつき方は誰にも習っていないのだ。 「スタン武器持ち歩くべきですかね……」 棒とか、ガンとか。ひ弱でもなんとかなるとの噂だ、武器庫に行けばあるだろうが。 「はい、外の方との通信はお医者さまだけです。 ん−……身体の中になんかあるんでしょうか、まさか爆弾?」 何かが蠢いているわけではないといいつつも不安そうに体をさすれば眉も一緒に下げてみせる。 「ただ、」 「あの、こわれちゃったって話した、じゃないですか私の体。 そこに何か大事なものがあったりとかしたら…… 壊れてるのを知らずに取りに来た可能性はあります。 もう聞けませんけど」 いつか貴方に説明した通り、今の自分の体の中に正常な器官は殆どない。 機械で動く心臓がゆっくりと電池切れを起こすように、その寿命は短くなっている。 だからたとえ機密がこのからだにあっても見つけ出されているはずであるし、取り出せるわけもないのだ。 (-119) toumi_ 2024/03/24(Sun) 13:53:04 |
【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナいつもの可愛らしい兎スタンプににっこり。 そういえば猫スタンプもこの宇宙船ではよく飛び交う。 こちらはどうしようか、……ネズミ? チュウ。 宇宙ネズミという繁殖力の高い白いネズミのスタンプを送り返してから。 『汚いのは自室だけにしろと言われているので!』 『構いませんよ〜』『時間も空いてます』 『お湯のセッティングして待ってますね!』 お茶会に兎が飛んでやってくる。 帽子が少し足りないが、それはもう賑やかで愉快なパーティーがそこにある。 (-126) toumi_ 2024/03/24(Sun) 16:00:42 |
【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル「お前嘘つくのも隠すのもドヘタそうだもんな。 ま、そっちの方が俺もありがてぇや。 隣で苦しんでるダチがいるのに、 何も気づけない程不甲斐ない事はありゃあしねェ」 そう言って微妙に苦虫を嚙み潰したような顔になるのは、 他にも平気な振りをして隠す人間にアテがあるからだろうか。 お前はそうじゃなくてよかったよ、とため息を吐く。 「真面目にお勧めするぜ。まあ奪われちまえばおしまいだ。 持つなら先手必勝を絶対心掛けろよ。死ぬぜ」 感電している時なんて罠にはまった小動物と同じだ。 相手に利用されないように、と口酸っぱく答えた。 「あぁ。壊れてるって言ってたな。 ……一番面倒なやつじゃねぇか、それ。 "壊れた!"って言っても絶対相手信じないから、お前持って帰って死体を解剖して判断する、とかになりそうだしな……」 「クソっ、ほんとむしゃくしゃする……人の身体を何だと思ってやがんだ……俺が居る時に犯人捕らえられたら教えろよ。八つ裂きにぶっ殺してやるからよぉ」 荒れながら吐き捨てるようにそう伝えてきた。 昔、貴方の身体が人為的に改造されていると知った時もこの男は少々過激な程に激昂していた。今もそうだ。 腹が立って殴る事は日常茶飯事だが、明確に殺意を露にするのは案外少ない男なのに、だ。 (-128) poru 2024/03/24(Sun) 17:21:33 |
【秘】 通信士 カテリーナ → 仕分人 ナル『お部屋も片付けとかないとダメですよぉ』 今度はばってんをしているウサギ。 『あ、それじゃあ、お茶もっていきますね!』 『船の中で飲もうと思ってもってきたの、あるんです!』 『じゃあ、このあと行きますねぇ!』 今度は走るウサギのスタンプ。 それから少しの後、小さな部屋に来客を告げる電子音が響く。 どうやらお茶会の参加者が到着したようだ。 (-129) 968. 2024/03/24(Sun) 17:28:51 |
【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア「血がついてたこと自体を知ってる人はいます」 友人のように付き合ってるジャコモの名前を一つ上げた。 勝手に心配されているだけで、落とし物のことについては一切話していないと。 「そうですね! ストレルカさまは片付け方が本当に見事でした! 私全然そういうのできないですから、AIってすごいですよね」 明るい口調を作りながらも、あなたの言葉に眉を下げて笑う。 きっと同じようなことを考えていたのだと、自分の出所も、突然狙われたことも、運が悪いの一言で済んでいたら良かったのだけれど。 「えーと」 「 見て貰いに来ました! 」つまり何かあったら突き出してほしい。 そんな意味が含まれているのだが、あなたには伝わったかわからない。 (-133) toumi_ 2024/03/24(Sun) 18:35:47 |
【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア「残るとまずそうなんでオトモさまに頼んでもいいですか?」 そうして中身を見る為にそれを差し込むと ―Error! Error!― 赤い光を伴ってメッセージが発信される。 このメモリには 二つの機能があります データのインストール データのアンインストール 行う場合は Yesと入力してください どちらも危険だと判断すれば、簡単に回収は可能である。 たとえ選択したとしても、専用機器が必要なことがわかり、 対象のデータを消去し、新しいデータを入れる機能があると判断できただろう。そして、 「あ」 「もしかして、私これを入れるところあったらしいです」 それは過去形で告げられた。 (-134) toumi_ 2024/03/24(Sun) 18:36:35 |
【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ「ど下手と言いますか、嘘のつき方や人心掌握術を覚えさせていただけるのなら」 インストールできる気がします、と少し機械的に答えた。 教科書を読んで覚えるタイプらしい。 「苦しんで、はい、そうですね! 私も隣でダチが苦しむのは嫌です」 「先手必勝をするには経験不足ですから味方を探してみます。 それこそストレルカさまやドローンロボットなど。 奪われるのはごめんですね、この体の記録は無い記憶よりずっと大事です」 直ぐに人の名前が上がらないのは直属の上司はこの舟に乗っていないこともある。 元より派遣のように色々な人にまわされている為、深い仲といって名が上がるのは多くない。 「? そんなに、だった? 手術すれば治るときいていたから怒ることもしませんでした。 そこまで変わりませんよこの体も」 改造された記憶もなければ、改造されたデメリットも見当たらない。 だから気にしておらず、生身の体ならもっと動けなかったかもしれないし。 「八つ裂きはありがたいですが……なんかそこまで怒るのをみたら、その理由を聞いてみたいです。話せることですか?」 (-138) toumi_ 2024/03/24(Sun) 18:57:16 |
【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ「ようこそ、リーナさま!」 電子音に振り向けばほんの少しの甘い香りと、暖かな空気。 高そうな椅子と通信機や電子版、それとは別にテーブルと椅子が二つ。 空のティーカップ達は機器から離れたテーブルの方に置かれていた。 クッキーやパステルカラーの砂糖菓子も添えられていた。動物型。 「こちらにどうぞ。 ヴェスペッラでは第一回のお茶会ですね」 「お散歩は満喫出来ましたか?」 (-139) toumi_ 2024/03/24(Sun) 19:05:29 |
【人】 仕分人 ナル「甘いもの甘いもの」 お菓子を抱えながらえっさほいさと食堂によれば数人の気配に足を止めた、真っ先に目に入ったのはその二つの三角耳だ。 食べている物に注視すれば和牛ステーキ、早速にしてはジューシーなものだなと口に出さず心の中で呟いた。 >>ヴィーニャ 「ヴィーニャさまお菓子いりませんか? 市販品なので味と安全度は保証済ですよ! 確かこれは、えー、スーパーリュウグウノツカイanimalクッキー」 席の横を通り過ぎる際にさりげなく声をかけた。 受け取られなくとも問題ない、次はおさかなクッキーでチャレンジし直すだけだ。 (91) toumi_ 2024/03/24(Sun) 19:15:03 |
ナルは、スーパーリュウグウノツカイクッキーはそれはもう長いおさかなクッキーだな (a45) toumi_ 2024/03/24(Sun) 19:15:54 |
【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル「あー無理無理、俺そう言うの教えるって柄じゃねェし。 真似してくれていいのなんて口調位だぜ。 お偉方には怒られっかもしれねぇけどなァ」 折角の敬語を崩してしまっている事実がそこにはある。 あるけど仕方ない。だってぞわりとする感覚で気持ち悪いし。 「ロボ達なぁ……確かに一番安全なんだろうけど…… もうちょい人の名前を挙げてくれた方がもっと安心したぜ。 いや俺もユウィさんとお前以外はそこまで多くないが……」 別にこれはロボたちを蔑視しているわけではないのだが、人間と区別はしているので少し深い仲の人物の少なさが心配にはなっている。人の事は全く言えないけれど。 「他人の思い通りの身体になってやるってのが気に食わねぇ。 現にお前もこうやってまた襲われそうになってるしよ、 嫌でも変な運命に放り込まれんだ。反吐が出るね」 腕を組んでイライラ。指で腕を叩く動作も嫌悪の感情が滲んでいる。"話せる事か"と問われれば、一つ押し黙って。 「……俺も改造人間だからだよ」 小さく零した。 (-141) poru 2024/03/24(Sun) 19:39:11 |
【秘】 通信士 カテリーナ → 仕分人 ナル「こんにちは、ナ〜ルさん♪」 挨拶と一緒にぴょん、小さく跳ねたウサギが一羽。 狂った帽子屋はいないけれど、大きな腕に小さな缶を携えて。 「はぁい、お邪魔しまぁす!」 準備されたお茶菓子に、つい視線を向けてしまいながらも勧められた席へ。 カコン 大きな手に収まっていた淡い桃色をテーブルに置いた。 五つ花弁の花の柄の可愛らしい紅茶缶。 これから始まるお茶会の主役をテーブルに登場させながら、問いに答える。 「やっぱりヴェスペッラの公園っていいですよねぇ。 おさんぽ、満喫しちゃいました!」 (-144) 968. 2024/03/24(Sun) 19:57:11 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル「ああ……なるほど。ま、アイツならいいか」 あの男の事はアウレアも信用している。 落とし物の事も話していないのなら、問題は無いと判断した。 「アイツの性能もピカ一だからな。 俺もアイツには少し負けるかな……」 「…………」「O〜K〜」 成程。 見て貰いに来たと言うのなら、そうしようと。 小型ドローンにUSBデバイスを差し込む。 → (-148) susuya 2024/03/24(Sun) 20:52:05 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル「…………」 エラーメッセージとその赤い光を眺める。 アウレアは頬杖をついて難しい顔をしていた。 「 怪ッ……し 」「怪し! 怪しすぎる」「ええ? は〜ん…… 怖ッ 」「ナル。入れる所っつーのはコレを読み込む所って事?」 「あったっていう事は、『今は無い』?」 それから、あなたに向き直しそう尋ねる。 「こん中覗けるんなら専用のブツを作ってやってもいい。 それさえ難しいってんなら俺様ちゃんの手に負えるものじゃねえ」 「……ちなみに聞くが。お前はこれが何か知ってるのか?」 (-149) susuya 2024/03/24(Sun) 20:53:34 |
【人】 仕分人 ナル>>92 ヴィーニャ 「勿論いいですよー、まだまだありますから」 「偶然とはいえ喜んでいただき、みょうりに尽きます!」 まさかここで真の望みを叶えられたとは知らぬまま。 一切れを提案されると、折角だからと口を開いてぱくりといただいてしまう。 何回か噛んで、あっという間に飲みこめば息を吐いた。 「んん、わあ、新食感。柔らかくてじゅーしー。 いまいち噛み応えが足りないですが、いい匂いで!」 「何よりビジュアルがいいです」 普段から宇宙ジビエを食べているからか和牛ステーキという高級食材まで地味にみえてしまっているらしい。 七色に光る宇宙タコと比べれば全て地味ではあるが。 「ふうーごちそうさまでしたっ。あ、今度時間あったらまた!」 クッキーの感想もと言いながら、小柄なとんがり耳に手を振って食堂を出ていくだろう。 (93) toumi_ 2024/03/24(Sun) 20:59:09 |
ナルは、ときめきを運んでしまった気がした。 (a46) toumi_ 2024/03/24(Sun) 21:42:19 |
【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ「ユウィさまは時折気にするように距離を取りますし、ベルヴァさまだって少し離れるんです」 「立場上当然なんですが」 ほんの少しだけ眉をさげて苦笑してみせる。 仲が悪いというわけではないが踏み込んだり頼りっきりにするには申し訳ないような。 「その怒りは尤もですが、いわゆる敵の前で私が意識を失ったのが運の尽きですね。 完全な機械のプログラミングになっていないだけラッキーですよ」 「襲われるのは、ええと、流れる血のせいだってありますが」 つまり、自分が関係しなくとも恨みを買うことはあると言いたい。 善人のつもりもないが、記憶のあずかり知らないところで何が起きていても文句が言えない立場であるのは承知である。 だからこそこのファミリーの地位はありがたく思っているところもあるのだ。 「……。そうでしたか、お揃いですね! その体も誰かに勝手に操られてしまうようになっているんですか? ダチとして確かに気分はもやもやしますが、いっその事私みたいに引っこ抜く手術はできたらいいのですが」 (-163) toumi_ 2024/03/24(Sun) 22:05:47 |
【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル「……。そうだな。 ユウィ様、ちょっと距離取るっつーか……悩む所あるよな」 沈んだ声のトーンからして、貴方と彼ではなく、彼と自分も何やら思う所があるらしい。少々寂しそうにも見える。 「……ま!いいじゃねぇか。俺が居るだろ。 何かやば気な気配感じたら四六時中とまでは言えねえが、傍にはなるべくいてやるし、な!」 元気づけるつもりで貴方の背中を容赦なくべしばしと叩く。 豪快過ぎてちょっと痛いか咽そうになるかもしれない。 「お前みたいに前向きにはなれねぇなぁ…… 半端に屈辱を与えられて生きる、って俺なら捉える。 ……まあ、ナルみたいな生き方の方が余程、幸せなんだと理解はしてるけどな、頭では。でも、心がついていきゃしねぇ」 流れる血のせいだって〜の発言にも、心の苛立ちが完全に消える事はなく、ただ全てに納得がいってない訳ではないから、少しだけそれに対しての蟠りは消える。 「……お、お揃い?……」 未だ嫌悪の感情が消えていないその現象に初めてプラスの感情を付与されて、明確に困惑の表情を見せる。 「……操られたのは昔の話だよ。"全部"持ってかれた。 だから、もし引っこ抜いてももう戻れねェ」 (-168) poru 2024/03/24(Sun) 22:23:53 |