人狼物語 三日月国


254 【R18G】星海のフチラータ【身内】

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視点:


【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

追伸の返信

成程、空気は良くしてなんぼですよ。
でもこんな時だからこそ、船員のことを想うばかりに
口が多くなってしまう人もいるかと思います。
あまり威圧してあげないでくださいね。

それとこれはあってから話しましょうか。
あとでクッキーでも押し付けに行きます。
(-183) toumi_ 2024/03/29(Fri) 2:17:25

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

そうして空いた時間、あなたの口にクッキーを押し付けて。

「この舟に、裏切り者はいますよ」

そう一言だけ、事務連絡のように告げた。

「ジャコモは身近な人から疑うタイプですか?
 それとも少し離れた場所の人から疑うタイプですか?
 参考までに聞かせていただいてもよろしいでしょうか。
 私、人を疑うの得意じゃないので困ってたんです!」
(-184) toumi_ 2024/03/29(Fri) 2:19:46

【秘】 仕分人 ナル → バンカー ストレルカ

記憶喪失者として預けられた仕分人は、
とある日課を医者から課せられている。

【毎日の出来事を日記にしそのデータを保存しておくこと】

長くとも3日に1回。初めは仕事もなかったナルはその命令に従い続け、もう5年となれば常にメモを心掛ける等で効率的にこなせるようになっていた。

「今日もお願いします、ストレルカさま」

今日の仕事内容、食べた物、話した人、大事な約束。
明日やりたいことを記録したデータをあなたへと送る。

こんな日を欠かさずやっているから、このデータの中に居るのは、きっと本当に自分自身なのだろう。
だから自分が死んでも、とまで考えてため息を吐く。そんなこと絶対嫌だからだ。

「あの。
 ストレルカさま達AIはバックアップってとっているんですか?
 もし壊された場合、昨日までのあなたとしてかえって来れるのでしょうか」
(-186) toumi_ 2024/03/29(Fri) 3:13:51

【秘】 バンカー ストレルカ → 仕分人 ナル


「はい。アソシエーテ ナル様」
「確かにメモリに記録いたしました」

きぃ、──ん。記録媒体に書き込まれていく音。
一部の人間にしか閲覧およびロード権限の無いデータが、
些細なものから大切なものまで、人一人の人生の記録が
また数日分、増えていく。

「バックアップですか」
「アルバトロスは復元が可能だと言っていましたね」

「私は貨物格納庫のセキュリティと繋がっていますから」
「この機体のメモリが破損しても、そちらが生きていれば
 これまで通り応答は可能ですし、新たな機体に移行すれば
 ほぼ連続性が途切れないまま復帰が可能です」

とん、と。自分の胸の中心を指で叩く。

「それから」
「外部デバイスに記録もしっかりと」

指先はそのまま、首から掛けた首飾りを指す。
二重のセーフティ。
これすら突破されてしまえばそれはもうお手上げだ。

「解答は差し支えなければ、でいいのですが。
 アソシエーテ ナル様はなぜそのような質問を?」
(-188) unforg00 2024/03/29(Fri) 6:30:09

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

「もがが!?」

クッキーを突っ込まれ、こうなったら維持でも手を使わないぞとばかりに口だけでバリバリと食べ進めている。

「……なんだよナル、わかってんじゃねぇか」
「他の奴らはわかってんのかマジでわかんねぇ……
 ……まあ、議論なり犯人宛なりしたところで犯人がしっぽを出すとも思えないから、表面上はいつもどおりってか?
 ……俺はそれは正直苦手なんだよなァ」

「身近か離れてるか位置はちょっとわかんねぇが、
 "客観的に見て怪しい職種"から疑っていくつもりだ。
 ……ユウィさんのことは俺は調べようとも思えねえしな」
(-196) poru 2024/03/29(Fri) 13:07:54

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「だってトンマーゾさまが『調べろ』と言いましたから。
 煙のないところに火は立たないともいいますし」

カポレジームの一人、トンマーゾ・コスタ。
ナルの直属の上司ではないが、医者の斡旋と実質の責任者の立場にある人物だ。
淡々告げる声色から見えるのは一方的な信頼などではなく、組織として上の立場の人間が無責任な発言をしないという判断であった。
裏切りという言葉が何処に当たるかわからないが、ファミリーにとっての敵がいるのだろうと。

「そうですか!
 実際表立って話題に出すとは思いませんが、一番厄介なのはキャプテンですよね。司令塔がいなくなるのは困ります。
 でも、私はその立場の方ならばもう少し圧制できる思いますし、小回りのききやすいアソシエ―テに複数人いるのが定石でしょうか……」

「だって、彼らって、捨て駒ですよね?」

統計的にと告げている姿に誰かを疑うようなそぶりはない。
あなたがクッキーを食べてくれることにだけ、満足そうに笑顔を向けて。

「さっきジャコモがあの怒っていたのは本気でしたよね?
 仕事の不備を疑われて嫌がっていた時の表情でした。
 それにかみついたカテリーナさまも目立っていましたから、……」

「客観的って難しいですね!」

「じゃあ私がユウィさま調べてきます。
 現状私、今日のスリーマンセルのお二方から調べようしていまして。
 丁度スパイファイルを送信したところなんですよ!」
(-215) toumi_ 2024/03/29(Fri) 16:36:48

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

「え?トンマーゾ様がそんな事言ってたのか?
 じゃあお前最初からその心積もりで……?こえー……」

さすがの男もここでは「俺にも言ってくれればよかったのに」とは言わなかった。それくらいの分別はある。
上司が、よりによってカポであるその人が命令した事に間違いはない……とまでは言わないが、その判断は信頼するべきものだとみているからだ。貴方より余程一方的な信頼を向けているかもしれない。

「あー……キャプテンも確かに"客観的に見て怪しい職種"になんのかなぁ。俺としちゃあエンジニアのアウレア様を調べるつもりだった。
 裏切者ならヤバすぎる位置だし……あの能力、船内のほぼ全部掌握できんじゃね?ま、味方って確定すりゃ心強いしな」

捨て駒、と聞けば不愉快そうに眉をひそめる。
かと言ってそれが全くの嘘かと言うと、そうでもない事をこの男も理解しているから、んあ、と唸るに留めて。

「まあ捨て駒と見る上層部もいるだろうよ。不快っちゃありゃしねェが。俺は捨て駒じゃないから傷つきはしねぇが、他のに言うなよ。気分を害すかもしれねぇぞ」

などと少々窘める調子で言うが、この男の捨て駒じゃないという自負はユウィへの信頼と彼から受ける扱いが根拠だ。たったそれだけで、と呆れられてもおかしくはない。

「スパイファイルって……早くね?まあお前が自分でユウィ様を調べる分には止めねぇよ。無駄打ちになるだろうがねェ。
……ユウィさんが裏切者であるはずないんだから


敬愛はある種の盲目的な信仰にもなりやすいというが、さてどうだろうか。この発言の愚かさに本人も無意識に気付いているから、貴方の行動を止めないのか、あるいは単に自分も実は気になっていたのか。
(-217) poru 2024/03/29(Fri) 17:19:36

【秘】 仕分人 ナル → 荷物運び エーラ

お小言を頭に、大事なものを箱に詰めて、一息。
オトモに休みの指示を送って着席させれば、警戒する視線を見てにまぁと笑い返す。


「ふふ、それはですね……」

舟で売っていた品、と言ってしまえばすぐですが。
トレンドのクッキー事情はどこまで進んでいるか知りませんし。
何よりこうやってふざけ合って遊んでいる時間が好きですから。

「コラーゲンが入っていると噂ですよ!」

そんな不明確なことを話しながらクッキーを渡してしまえば、断るに断れないだろうと踏んで。
一緒に過ごす有意義な時間つぶしを楽しませてもらうことにしました。

「エーラさま、ありがとうございます。
 このご恩は部屋を綺麗に保つことで支払わせてもらいますね!
 今夜も写真提出するので、見て下さい、部屋」

後でメモを見つけたら大事に箱にしまってしまおう。
やっぱりここは宝の山であるのだから。


宣言通り、その後綺麗になった部屋の写真とコメントが付いたメールが一通。
また次の日も、箱の蓋は開けられていたが比較的綺麗な写真とコメントが一通。
ストップがかかるまで、徐々に崩れていく部屋の写真が送信される日々が続いたことだろう。
(-218) toumi_ 2024/03/29(Fri) 17:26:55

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「はい、最初からです。
 だから襲われたのももしかして、それだったのかなあと思っています」

何となく線と線がつながった気がすると他人事。
自分を襲うことが成功すれば何が起こったなど考えたくもない、何も起きなかったのだが。

「アウレアさまですか?」

「……」

「……」

「私もそう思います」

調べずに黒と決めつけてしまおうかと思うぐらいには、とは言わずに頷いた。
全てを調べ終わって最後まで生き残っていたら疑うつもりであったから。

(-222) toumi_ 2024/03/29(Fri) 17:58:15

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「あ、すみません、差別用語でしたね。
 先程のは潜入捜査をしている方々に対してのものです」

「もしどこかからの任務があったというのなら。
 彼らは"向こう側"の方々から『死んでもいいから潜入しろ』と言われていると判断しています」

「人権が売買されている世で一概に語れませんが、
 私にはノッテファミリーを裏切るような仕事に、命の担保があるように思いません」

だから捨て駒と称しました。
それにもしそうじゃないなら、彼らには帰りたい場所があって、
今までの事が演技であった可能性があるんですよね?
そう思うには厳しい日々じゃありませんでしたか。

「どう、なんでしょうね、私は、きっと。
 この複雑な感情を理解するのに時間がかかりそうです。
 ルールを破る程の理由と、命の在り方は多種多様ですから」

「白であれば何もなく終わるはずだったんですけど、嫌ですね」
(-223) toumi_ 2024/03/29(Fri) 17:59:27

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

「それでナルがやられてた場合、俺は一人で黙々と調査に
 繰り出して孤高の戦いを繰り広げてた事になるのか」

ヤベェな、お前が居てくれてよかったぜ、と付け加え。

「おいおい、アウレア様ってそんなに裏切り者っぽいか?
 良い人だぜ、俺がタメ口聞いても酒もって行っても笑って受け入れてくれて……」
「…………」
「……そんな奴らばっかなのにな」


それでも彼女を疑ってしまっている心が自分にもあるから、
それを振り払いたいからこそ初めに調べようと思えたのかもしれない。

「決死の特攻って事か?……そうだな。そっち側からは捨て駒扱い食らってんのかもな。なんなら人質とか取られて仕方なく、なんてのもいてもおかしくねェ」

「でも、撃たなきゃやられる」
「何の咎もない仲間が撃たれるくらいなら、その前に俺が撃ってやる。……撃てないとならねェ」

そう宣言する声は自分に言い聞かせるような声色にも思えて、現実問題この男がその時に撃てるか、今はまだこの様子を見るに貴方は少々懐疑的に思えるかもしれない。

「……こんな感情、理解してようがしまいが結局は何らかの時間はかかるさ。知らない方が割り切れて優れているかもしれねェ。マフィアとしてはな」

「じゃ、一度調査に行ってくる。結果が出たらまた落ち合おうぜ」
(-226) poru 2024/03/29(Fri) 20:26:38