人狼物語 三日月国


254 【R18G】星海のフチラータ【身内】

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視点:


【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「血がついてたこと自体を知ってる人はいます」

友人のように付き合ってるジャコモの名前を一つ上げた。
勝手に心配されているだけで、落とし物のことについては一切話していないと。

「そうですね!
 ストレルカさまは片付け方が本当に見事でした!
 私全然そういうのできないですから、AIってすごいですよね」

明るい口調を作りながらも、あなたの言葉に眉を下げて笑う。
きっと同じようなことを考えていたのだと、自分の出所も、突然狙われたことも、運が悪いの一言で済んでいたら良かったのだけれど。

「えーと」

見て貰いに来ました!


つまり何かあったら突き出してほしい。
そんな意味が含まれているのだが、あなたには伝わったかわからない。
(-133) toumi_ 2024/03/24(Sun) 18:35:47

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「残るとまずそうなんでオトモさまに頼んでもいいですか?」


    そうして中身を見る為にそれを差し込むと
       
 
―Error! Error!―

    赤い光を伴ってメッセージが発信される。


    このメモリには 二つの機能があります

        データのインストール
       データのアンインストール

    行う場合は Yesと入力してください



どちらも危険だと判断すれば、簡単に回収は可能である。
たとえ選択したとしても、専用機器が必要なことがわかり、
対象のデータを消去し、新しいデータを入れる機能があると判断できただろう。そして、

「あ」

「もしかして、私これを入れるところあったらしいです」

それは過去形で告げられた。
(-134) toumi_ 2024/03/24(Sun) 18:36:35

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ


「ど下手と言いますか、嘘のつき方や人心掌握術を覚えさせていただけるのなら」

インストールできる気がします、と少し機械的に答えた。
教科書を読んで覚えるタイプらしい。

「苦しんで、はい、そうですね!
 私も隣でダチが苦しむのは嫌です」

「先手必勝をするには経験不足ですから味方を探してみます。
 それこそストレルカさまやドローンロボットなど。
 奪われるのはごめんですね、この体の記録は無い記憶よりずっと大事です」

直ぐに人の名前が上がらないのは直属の上司はこの舟に乗っていないこともある。
元より派遣のように色々な人にまわされている為、深い仲といって名が上がるのは多くない。

「? そんなに、だった?
 手術すれば治るときいていたから怒ることもしませんでした。
 そこまで変わりませんよこの体も」

改造された記憶もなければ、改造されたデメリットも見当たらない。
だから気にしておらず、生身の体ならもっと動けなかったかもしれないし。

「八つ裂きはありがたいですが……なんかそこまで怒るのをみたら、その理由を聞いてみたいです。話せることですか?」
(-138) toumi_ 2024/03/24(Sun) 18:57:16

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

「ようこそ、リーナさま!」

電子音に振り向けばほんの少しの甘い香りと、暖かな空気。
高そうな椅子と通信機や電子版、それとは別にテーブルと椅子が二つ。
空のティーカップ達は機器から離れたテーブルの方に置かれていた。
クッキーやパステルカラーの砂糖菓子も添えられていた。動物型。

「こちらにどうぞ。
 ヴェスペッラでは第一回のお茶会ですね」

「お散歩は満喫出来ましたか?」
(-139) toumi_ 2024/03/24(Sun) 19:05:29

【人】 仕分人 ナル

「甘いもの甘いもの」

お菓子を抱えながらえっさほいさと食堂によれば数人の気配に足を止めた、真っ先に目に入ったのはその二つの三角耳だ。
食べている物に注視すれば和牛ステーキ、早速にしてはジューシーなものだなと口に出さず心の中で呟いた。

>>ヴィーニャ

「ヴィーニャさまお菓子いりませんか?
 市販品なので味と安全度は保証済ですよ!
 確かこれは、えー、スーパーリュウグウノツカイanimalクッキー」

席の横を通り過ぎる際にさりげなく声をかけた。
受け取られなくとも問題ない、次はおさかなクッキーでチャレンジし直すだけだ。
(91) toumi_ 2024/03/24(Sun) 19:15:03
ナルは、スーパーリュウグウノツカイクッキーはそれはもう長いおさかなクッキーだな
(a45) toumi_ 2024/03/24(Sun) 19:15:54

【人】 仕分人 ナル

>>92 ヴィーニャ

「勿論いいですよー、まだまだありますから」
「偶然とはいえ喜んでいただき、みょうりに尽きます!」

まさかここで真の望みを叶えられたとは知らぬまま。

一切れを提案されると、折角だからと口を開いてぱくりといただいてしまう。
何回か噛んで、あっという間に飲みこめば息を吐いた。

「んん、わあ、新食感。柔らかくてじゅーしー。
 いまいち噛み応えが足りないですが、いい匂いで!」
「何よりビジュアルがいいです」

普段から宇宙ジビエを食べているからか和牛ステーキという高級食材まで地味にみえてしまっているらしい。
七色に光る宇宙タコと比べれば全て地味ではあるが。

「ふうーごちそうさまでしたっ。あ、今度時間あったらまた!」

クッキーの感想もと言いながら、小柄なとんがり耳に手を振って食堂を出ていくだろう。
(93) toumi_ 2024/03/24(Sun) 20:59:09
ナルは、ときめきを運んでしまった気がした。
(a46) toumi_ 2024/03/24(Sun) 21:42:19

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「ユウィさまは時折気にするように距離を取りますし、ベルヴァさまだって少し離れるんです」
「立場上当然なんですが」

ほんの少しだけ眉をさげて苦笑してみせる。
仲が悪いというわけではないが踏み込んだり頼りっきりにするには申し訳ないような。

「その怒りは尤もですが、いわゆる敵の前で私が意識を失ったのが運の尽きですね。
 完全な機械のプログラミングになっていないだけラッキーですよ」

「襲われるのは、ええと、流れる血のせいだってありますが」

つまり、自分が関係しなくとも恨みを買うことはあると言いたい。
善人のつもりもないが、記憶のあずかり知らないところで何が起きていても文句が言えない立場であるのは承知である。
だからこそこのファミリーの地位はありがたく思っているところもあるのだ。

「……。そうでしたか、お揃いですね!
 その体も誰かに勝手に操られてしまうようになっているんですか?
 ダチとして確かに気分はもやもやしますが、いっその事私みたいに引っこ抜く手術はできたらいいのですが」
(-163) toumi_ 2024/03/24(Sun) 22:05:47

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

「私も公園は好きですよ、のんびりできて。
 ロボットの点検の時に通りがかってみることにしてます」

何でもかんでも仕事に絡めるのはお金の為、でもあるが。
みんなの役に立っているのが楽しいだけだといつか語ったことはあるだろう。

「それにしても、可愛いお花柄ですねー。
 お花のお茶なんでしょうか……あれ?
 似たようなものを地球で見たことがあります、白くて小さい花。
 一つの木にたくさんついている花なんですが」

「リーナさまは植物について詳しかったりしますか?」
(-177) toumi_ 2024/03/24(Sun) 22:56:12

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「えっと、私の体の話になるのですが。
 きおくを保管する場所がまず損傷しています」

自分でもわからない自分の体の事を他人事のように説明する。

バックアップを取るために必要な器官が機能停止中であること。
脳に物理的な障害があり何か挿し込める改造がされていたが、
中身もなければ入れることも不可能だということ。
当時から改造兵器である可能性は予想されていたこと。
自分の責任者である上司とのみ情報を共有していたこと。

「また、数年前IQチップというものが流行りました。
 アウレアさまも聞いたことはありませんか?
 脳に機械を埋め込むことで天才になるって噂になって。
 結局処置で寿命が縮むことで違法化されてしまいましたが」

次世代の子供を楽に教育する為に大金持ちが大金を払って開発させたが、現代の医学では相容れられなかった代物。
いつかの未来で睡眠学習という名等で流通する日も遠くなくとも、今は追いつくのも手に入れるのも夢のまた夢で。

「どうしてこの話をしたかと言いますと、
 違法チップが挿し込めるように私は改造されていたそうです。
 しかし酷い怪我でその機構は破損し、それは敵いません、差し込む媒体がそんな感じなのはお医者様に聞きました」

(-188) toumi_ 2024/03/25(Mon) 0:09:43

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「それが何かは知りません。
 ただの、私が入れることが出来たかもしれないものです」

もしかしたら入れられるはずだったものかもしれません。
ただの学習装置ならいいのですが、見当もつきません。
誰かにとって嫌な予感がするだけで。

「こうして表示が出たのなら覗けるんじゃないでしょうか!
 消されてもいいものでやるべきですよね。
 中身は映像か文章かデータか……なんにせよ」

インストールするだけのデータであれば、その中に自分の記憶があるのではないかと期待をしました。
でもそこにあったアンインストールの文字がきっと全てなのでしょう。

「それが何かを知る必要があるのは、私ではないんじゃないでしょうか?」
(-190) toumi_ 2024/03/25(Mon) 0:15:06

【秘】 仕分人 ナル → 荷物運び エーラ

「エーラさま! いらっしゃいま」
ガコン!
「せっ!」

どさどさと雪崩れる音と共に扉が開かれる。
あなたを迎えた人影の奥、その向こう側がライトに照らされ露わになる。

そこにあったのはガラクタの山。貨物や物資というくくりではなく、機械類に謎の棒やズタ袋に入ったおもちゃなどがそこに山になっていた。

「あ、床は痛いのがあるかもしれないので。
 椅子の上を歩いて貰って!」
(-220) toumi_ 2024/03/25(Mon) 2:51:53

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

「紅茶も植物も見てその場で好きになったものなんですね!
 可愛い物に目が無いということがよくわかりました」

「詳しいわけではありませんが、調べたことがあるものはしっかり記録に残っていますよ!
 一度覚えたことは忘れない特技持っているんで」

胸を張りながら自慢げにしつつ、気になるのであれば記憶の倉庫から搾れるらしい。
例えばディンカで危険で有名な食人花の傍には小さな食虫花が群生していて家族みたいだとか。豆知識付き。

「あ、お茶いれるのはお任せしてもいいですか?
 私リーナさまに入れてもらうのが好きなんです!」
(-222) toumi_ 2024/03/25(Mon) 8:16:03

【独】 仕分人 ナル

ナルという人間は義理堅いと自己を称賛できた。
自分の世話をしてくれた者に対価を支払うために一生懸命に生きようとしてきた。

記憶に執着はなくとも一つ気がかりだったのは、
過去の誰かに関わる大事な出来事を忘れてしまうことが、
役立たずと言われるよりずっと嫌で、そんなことを考える脳がもっと嫌だということだ。

「(アウレアさまに話したさっきの話題。
 手術後なら粗悪なチップでも入るらしくて、便利ですよね)」

入れて欲しいとは思いませんが!
ええ、嫌ですとも、嫌ですとも。

「(記憶が変わったら性格って変わるんでしょうか。
 銃に脳を貫かれた男性が180度変貌してしまったとは聞いたことがありますが)」

だからこんな下らないおしゃべりを頭の中で呟いて。
何を告げられても平気であるように装った。

きっとこの時点で存在してもいない記憶に振り回されはじめていたのだろう。
(-224) toumi_ 2024/03/25(Mon) 10:06:13

【秘】 データファイル: ナル → 黄金十字 アウレア

データの読み込み中…
対象が指定できませんでした



データの読み込み中… clear!


対象が指定できませんでした


*** ** **** *** ****
(-225) toumi_ 2024/03/25(Mon) 10:10:18

【秘】 データファイル: ナル → 黄金十字 アウレア

*** ** **** *** ****


データ形式:【人格データ】

S社以外の人格バックアップは明確な違法、これだけで警察を動かせる代物だ。


対象:【IDが適応した生命体】

どうやらこのデータも肉体が生命活動を停止した際に使用可能だそうだ。


管理コード:【15年分のデータ】,【指令コード:■■】

データの参照不可、指令コードのプログラミングハッキングが可能。


ハッキング clear


文章データ:【担当者コード】

たどり着いたのは一つの会社のデータバンク。
それはIQチップで問題になった脳医学研究の会社、ソーレファミリーの後援を受けている施設だ。


**** ** *** ** **** *
(-226) toumi_ 2024/03/25(Mon) 10:11:28

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

それ以上詳細を読み込めずとも、概要を察することは容易か。

結局もう一つも【該当データ】を削除するプログラミングと判明したが、技術的にも十分に怪しい機能であることが再確認できただけとなった。
暫くの間静かな時間が流れただろう。


「どうでしたか?」
「アウレアさまの給料が下がりそうなこと書いてありましたか」


そうしてようやく言葉を投げかけたのは、悪意に脅かされることの無かった、ただの真っ白な記憶喪失者だ。
(-227) toumi_ 2024/03/25(Mon) 10:12:45

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「なんだかんだで優しくしてくださる分、気にしてしまうんですよね」

「はい、いてて。でもやっぱり未熟な自覚はありますから。
 ジャコモにとっても頼れるダチになりたいな」

あなたに対しても遠慮ではなくとも思うことはあるのだ。
やはり守られてばかり、というのも対等ではない気がしていて。

「あはは、がむしゃらに走ってるだけですよ!
 私、嫌って思うことが嫌なんです。
 人生空っぽな分何度だってやり直してやりたいぐらい」

「お花畑だとかいわれたって、私、幸せになりたいです」

だからお金を稼いで、健康になって、
褒められて、認められるようなファミリーの一員になりたい。
これを前向きというのなら働いている人間はみな前向きだと思ってしまうが、今は誉め言葉ということで受け取ることにした。これが前向きだ。

「はい! だってその無くなってしまった部分も、
 今のジャコモを作る大事なパーツじゃないですか。
 まさか私みたいに寿命短かったりするんですか!?
 それならおすすめの医院に行きましょうとお誘いしますが」
(-228) toumi_ 2024/03/25(Mon) 10:53:27

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「すごい?」

妙な言い方に違和感を感じて、ぴくりと眉を動かした。
確かに勘は悪くないと思っているんですけどね。

「アウレアさまに持ってきた理由なら、
 中身を見つけてくれると思ったんです」

今の状態ではまごうことなき『ガラクタ』を二つの眼球でしっかりと見てから、一緒に首を傾げる。

「怖いってなんですかー。
 私をどう思ってるかは知りませんが、ただの仕分人ですよ」

「そりゃあまあ」

本当にそれが自分宛であったのなら、と。

「知りたいですよ ?」
(-295) toumi_ 2024/03/25(Mon) 23:14:19

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

「ありがとうございます!
 忘れなくても覚えが良くないので一応熱意次第ですよ、空っぽだからその分入るんです」

「っと、試験勉強……は学校?
 学生さんを最近までしていたのでしょうか。
 リーナさまってお嬢様みたいにみえていましたから、
 正直、手以外に困りごとが少なく見えていました」

嫌味のつもりなく告げられるその言葉は本心だ。
あなたのアームは流石に生活に支障が出ることもあるだろうが、それを抜きにしてもマフィアに関わるという行為が決して普通ではないことはしっかりと理解していて。

「落とし物以外に大変なことがあってノッテに入りました?
 正直リーナさまがいなければ、こんなに楽しく紅茶を飲むことはなかったでしょうから、私は運がいいです!」
(-304) toumi_ 2024/03/25(Mon) 23:59:02

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「私の人格データ? いったいいつの」

そこまで言って、言葉を止める。
15年分という言葉に少なくともこの5年間がないことは直ぐに分かってしまった。

違法データであることもあまり関係なく、残念ながら、それは。

「アウレアさまの好きにしていいですよ」
「だって、それは、私ではありませんから」

鍵が元あるべき場所に差し込まれた瞬間に、きっとそれは出来上がった。
では今この『ガラクタ』は何処にあるべきだろうか。

「もしその教団?の方に送られるとちゃんと体が戻るんですね。
 手術ももしかしたら必要なくて」
「……でも、……それはつまり」

「今の私は、死ぬんでしょうか?」
(-307) toumi_ 2024/03/26(Tue) 0:15:44

【秘】 仕分人 ナル → 荷物運び エーラ


「ナイス回避でーす」

「すみません、これしか基本荷物無くて!
 一応用途は全部知らせてありますよ。あの部品は――」

話が長くなる前にオトモがシュゴォオオと音を立てて床に散らばった部品たちを回収し端に寄せていく。
足場が小島から大島になった程度で無事に隣に向かえば反省の色なく笑いかけた。

「アスレチックみたいで楽しいですよ。
 よかったら片付けをほうって『ガラクタ』漁りでもしませんか?」

勿論素直に片付けをするでも頷きます。
単に部屋を綺麗にするのが取っても嫌いなだけです。
(-313) toumi_ 2024/03/26(Tue) 0:39:02

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

その視線はずっとオトモへとむけられていた。

「私、ノッテに潰されるような存在だったのなら」
「もっと早く死なせて欲しかったですね」

この感情は非難だ。
もっと早くにこれが見つかっていたら、何も期待することなく運命だと諦めて殺されたか、15年間は宇宙の塵となって消えていただろう。

「死ぬのは、怖いです」
「死ぬのは、いやです」
「私は、生きたいから、生きてきたんです」

「それよりも」

これを渡しに来た者が口を開くことはもう二度とありません。
その15年間の望みも記憶もわからずじまい、しかし、ここに自分が居る以上望むことは一つだけ。

(-317) toumi_ 2024/03/26(Tue) 1:15:22

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

役立たずガラクタはもっと嫌でしょうか」

そうして漸くあなたと目を合わせればいつも通りに笑いかけた。

「意外でした、あのデータを直ぐに捨てないなんて!
 厄介事に違いないのに、大丈夫なんですか?
 もし悪いデータだったら復元してどうするんですかぁ」
(-318) toumi_ 2024/03/26(Tue) 1:15:45

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ


「専門知識と暗記は比べようもありません。
 もっと誇ってくださいよぉ、謙虚なんですから!
 こちらなんて名前と番号と電子暗号を記憶すればいいんだけですよ?」

幸か不幸か、記憶力の良さは通信士が天職である。
皆も当然できると思って言うことがあるが、これもミスがなくなってきたのは5年もたってからなので、順当な成果だと思っている。

「そんなこと言わず。
 一緒に幸せになりましょうよジャコモさま!」

そんな自分の頑張りが認められ始めたように。
あなたもきっとこのファミリーで価値のある存在に違いない。
もし使い捨てられるだけの存在だと言われるのなら、上にのし上がってやればいいだけ。

「そんなに違ったらまるで別人のよう、ともいいますが。
 それぐらい整形で云百万で可能だともいいます。
 つらいことばかりだったと思います、今の姿しか知らないですが、格好いいし失敗ではないんじゃないでしょうか!」

「私もまだ五年間ぐらいですから、まだまだ間に合います。
 手始めに小さな幸せの目標でも叶えましょうよ。
 ユウィさまにもっと褒めらえる事とか?」
(-334) toumi_ 2024/03/26(Tue) 5:33:33

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「幸せの反対に見えているつもりではなかったんですが、
 比較的暗そうに見えたので結果オーライです。
 道は明るく照らして行きましょう、夜道はご安全に!」

ぴか。自分一人が幸せより、幸せ報告で着た方がダブルハッピーです。猫もそう言っています。

「あっ!!!! エグイ!駄目です駄目です、負けました!!!
 痛いですよー……もうゴリゴリとかバキとかで済まないじゃないですかぁ」

皮が剥がされる想像して思わず耳を塞いだ。
笑っていられるのもここまでだ、良く生きていたなあと感心してしまう程であるがその記憶こそ忘れてしまった方が幸せだったのではないだろうか。

「(ここでその前の顔を気にしたらデリカシーにかけ過ぎているでしょうね)」

「大目標ばっか。まあいいですよ、大手柄立てて一緒に昇進いいじゃないですか。
 小さいのはですね、えーと、外に旅行したいです。へへ、本当にがっつり引きこもりなので。
 ジャコモも一緒に行ってくれたりしますかぁ?」
(-351) toumi_ 2024/03/26(Tue) 15:48:09

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

「ああっ!そんな資格がいっぱい。
 熱意とおしゃべり欲がすごいです、いったいどこから……」

自分がどれ程端っこの仕事を任されているかわかってしまうような専門試験に目を回す。
今の自分であれば、マニュアルと教材を叩き込めば1年ほどで見習いになれる気もしているが。

「どれ程好きな仕事で、どれ程親切な上司に恵まれたとしても。
 辞めれる時に辞めた方がよかったと思いますけどね!
 仕事ぶりは見事ですけど、天職ってい言いにくいじゃないですか!」

アソシエーテ同士の冗談トークだ。あんまり上司たちに聞かれてはならない。

「でもやっぱり好きな仕事なら止められないかもしれません。
 花も紅茶も仕事も、ぎゅってしちゃってください」

「私も拾われてなかったらこんな命が危ないような職場で働いてませんよ。
 嫌な場所じゃないですけどね、もうちょっと怪我や病気がない暮らしが欲しかったです」

「ん〜 いい香り! いただきまーす」

カップを掴ん色味も香りも花色の紅茶に口を付ければ、暖まる身体と広がる華やかさに気分よく笑みをこぼす。
おもむろにスーパーリュウグウノツカイクッキーに手を伸ばせば、半分に割ってからかじりつきせっかくなので尻尾の方をあなたへとお裾分けをした。
(-374) toumi_ 2024/03/26(Tue) 16:56:09

【人】 仕分人 ナル

「あ! これは雪だるま……に猫が乗り移ったモチーフですか?
 それとも雪猫の家族が固まって動けなくなった切ない光景をつかった、人生における過酷な環境のメタファーかもしれません。難しいですね」

雪だるまが作られた経緯を知らないため、この形が完成形だと疑わずに考察をしている。
カンアがまだ傍にいたのなら、当たっていると思います?と問いかけながら暫くガラスドームの奥を覗いて時間をつぶした。

#公園
(134) toumi_ 2024/03/26(Tue) 19:36:31
ナルは、「そんなーロボ。です」>>a70#公園
(a71) toumi_ 2024/03/26(Tue) 19:46:35

【秘】 仕分人 ナル → 荷物運び エーラ

「痛い、痛いです、言葉の剣がぐっさぐさしてます」

「こっちに置いてたら、バラバラってなって。
 あっちに置いてたら、ドサドサってなって……」

ごめんなさい〜と泣き言をいいつつ、ボックスを差し出されれば真面目に仕分けに向き合った。
おしゃべりは続けたいらしく、これの使い方は、あれの管理の仕方はなどと説明は交えつつ作業を続ける。、
事業を合併しているアウレア宛や整備士にに届ける大事な部品も乱雑にあったことから、また何度か注意を受けたかもしれない。

「ひいー もう半分ぐらい倒せましたー?
 休憩しましょう? お菓子あるんですよ、スーパーリュウグウノツカイクッキー」

餌を吊り下げながら休みをもぎ取ろうとちらりと顔を伺う。
ゴールはもう見えている。あなたもずっと片づけを手伝ってくれたのだから、もう手を止めたっていいはずだ。
 
(-386) toumi_ 2024/03/26(Tue) 20:30:42