人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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視点:


【秘】 奇形 メイサイ → モノノ怪 ユメスケ

「……」

 短い返事。僕はその一瞬の挙動で、既に変な人だと思われている可能性に気付いてかなしくなってしまった。
 まあそれはともかく。

「愉召怪のコタくんですね」

 そうですね。
 どっちつかずな回答がお出しされた。
 確かに雰囲気は全然違う。ただのそっくりさんって言われても信じるくらいには。
 仮に本人だとしても、プライバシーの保護的な観点でそうですとは言えないかもしれない。もしくは普通にはぐらかすのが好きなだけなのかもしれないけど。
 なので。

「ここ限定ですかあ。何だかお得な感じですね」

 当たり障りのない反応をしておいた。
(-415) つよし 2022/02/22(Tue) 23:52:34

【秘】 奇形 メイサイ → モノノ怪 ユメスケ

「見学?
 学校行事ではないかも。単独。後学のため……とでも言えばいいですかね。
 病弱だから制度の対象外なんですよね。だから空気だけ吸いに来たみたいな」

 怪訝な顔をされた。あれか。学年の事か。

「お気付きかとは思いますが、めちゃくちゃ留年した」

 そうだよ留年生だよ。

「そっちは?」
(-444) つよし 2022/02/23(Wed) 7:36:57

【秘】 奇形 メイサイ → モノノ怪 ユメスケ

「そう、どうしても出席日数がね……。
 おっ。うちの高校来ますか? アットホームな男子校です」

 果たして彼が入学する頃、僕はまだいるのか? もしかしたらいるかも。

「先生。先生……ってあの、セットでよく見かける?」

 加藤晃久。やはり有名人である。
 テレビはよく見るので、小太郎くんの先生と言えばあの人だな、と思う。

「……? 後学?」

 彼の表情が少し翳ったような気がして、首を傾げた。
(-453) つよし 2022/02/23(Wed) 11:05:31

【秘】 奇形 メイサイ → 普通 ナツメ

「……えっ? えらいですか」

 少し意表突かれた顔で、海水に浸かる先輩を見る。
 ともすれば、何冷やかしに来てるのって怒られるんじゃないかとも思った。

「そうっすねえ、見学は義務じゃなくて権利なんで」

「良いですよね、青。
 もっと向こうまで行ってみます?」

 凡そ98uの青い海。
 向こうの方の深さはどれくらいなのか分からないけど。

「……あ、先輩って泳げます?」
(-457) つよし 2022/02/23(Wed) 12:12:09

【見】 奇形 メイサイ

「……」

 これって見学者の当たり判定どうなるんだろう(※広場の穴の話です)。
 そっと穴に足を突っ込んでみる。
 今は迷彩じゃないリョウなので、広場には今まさに謎の穴に入ろうとしている人の姿が見えるだろう。
(@18) つよし 2022/02/23(Wed) 12:45:48
メイサイは、穴に入れず宙に浮いている。
(t27) つよし 2022/02/23(Wed) 12:48:15

【秘】 奇形 メイサイ → モノノ怪 ユメスケ

「へえ。首都大付属の……かなり良いとこじゃ?
 地方出身なんですけど、その学校名は分かりますよ」

「自分で選んだかって言われると微妙ですね。家に近くてそこそこの偏差値のとこって具合だし」

「まあでも」
「あなたみたいに、半強制されてるみたいな感じじゃあないです」

 おっと。
 今を時めく有名人の闇が見えたような気がするね。

「はは。大変ですね」
(-472) つよし 2022/02/23(Wed) 13:39:24

【秘】 奇形 メイサイ → 普通 ナツメ

「そうですね〜」

 彼女が溺れそうになったとしても、僕は助けを呼ぶ事しかできないからね。

 僕も立ち上がり、ついて行った。
 びしょ濡れのナツメ先輩は足で水を掻き分けて歩いて行くけれど、僕の周りの水はちっとも動かない。何だか幽霊になったみたいだ。
 ただ、潮の匂いだけが鼻腔を擽っていた。

「大丈夫ですか?
 あったかいところ行きましょ」
(-474) つよし 2022/02/23(Wed) 14:00:15

【見】 奇形 メイサイ

>>@19
>>202

「おお……虚無だ……」

 男子高校生が虚無でブランコに乗っている……。
 人が集まっていたので見に来たよ。見てるだけ。
(@20) つよし 2022/02/23(Wed) 14:06:38

【見】 奇形 メイサイ

>>205 ハナサキ

「え?」

 浮いている。
 穴の上にガラスの床でもあるかのように。

「あ、いや。これは……」
「すいません泣かないでください。怖くないんで!」

 広場にやって来た人に泣かれそうになっている。
 おばけじゃないよ。
(@21) つよし 2022/02/23(Wed) 14:12:18

【独】 奇形 メイサイ

ウ、ウワーーーッ ハナサキさん泣かないで
藤吉さんごめんシャト許してくれ
(-482) つよし 2022/02/23(Wed) 14:38:46

【見】 奇形 メイサイ

>>212 ハナサキ

「………………」

 泣かれた。そうか無理か……。
 僕は初対面の女性泣かすカス野郎だったかもしれません。

「ああーーっ」


 それから、逃げようとするハナサキさんが穴に落ちるのを、僕はただ見つめる事しか出来なかった──。

「……えっと、大丈夫ですか?」

 近寄って手を差し伸べたけれど、そう言えば触れないんだったと思い直す。つい忘れがち。
(@23) つよし 2022/02/23(Wed) 14:59:42

【見】 奇形 メイサイ

>>215 ハナサキ

「あ……」

 当然の如く、ハナサキさんの手は僕の手をすり抜けた。スカ……。

「違います一般通過見学者っす……。見学者は候補者さんや物に触れないんですよ。おばけじゃないです」

 僕は見学者の仕様について解説し、おばけではないという事を強く主張した。

「まあでも……過去の話し合いで亡くなった方も、もしかしたら紛れ込んでいたりするかもしれませんね……」


 ここで余計な一言を付け足してしまうのが悪い癖なんだけど。
(@25) つよし 2022/02/23(Wed) 15:44:27
メイサイは、ユメスケに手を振り返す。ばいばい。>>t31
(t32) つよし 2022/02/23(Wed) 16:09:49

【秘】 奇形 メイサイ → モノノ怪 ユメスケ

「え? 好きだなんて照れるな」

 何か分かんないけど喜ばれてるね。
 僕は笑った。

「地獄への道は善意で舗装されている、なんて。よく言ったもんです」

 善意。期待。希望。同情。
 ああいうのは重くて気に入らない。取り扱いたくない。
 だから、大変そうなあなたに僕は何も渡さない。

「このロッタリー制度とかもね。
 善意の煮凝りって感じですよねえ」

 この場にあるのはただ、中身のない雑談だけ。
(-515) つよし 2022/02/23(Wed) 16:57:32

【秘】 奇形 メイサイ → 普通 ナツメ

「はい。それじゃあ」

 僕もひら、と手を振り返す。そうして裸足で歩いて行くナツメ先輩を見送ってから、砂浜から踵を返した。
 図書館あったかいといいね。
 そんな具合で、その日は海水浴を終えた。
(-517) つよし 2022/02/23(Wed) 17:02:22

【見】 奇形 メイサイ

>>225 ハナサキ

「はい、冗談です」

 さすがに騙されないね。学習しててえらいね。

「メイサイですよ。
 や、散歩してたら穴が沢山あったから何だろうと思って。
 あと、見学者の当たり判定はどうなるのかと思って試してたんですよ」

「全く、誰がこんなもの掘ったんですかね。
 危ないですし。現に今、ハナサキさんが怪我してるし。酷いですよねー」

 腰打った? 大丈夫かな。何もできないけど。
(@26) つよし 2022/02/23(Wed) 17:15:21

【見】 奇形 メイサイ

>>244 ハナサキ

「あは。すいません」

 まあ怒られるよね。僕は誤魔化し笑いをする。
 穴の事は押し切られてしまった。結局誰がこんな事を……率先して穴を埋め直してくれるハナサキさんは優しいなあ。
 
「え? ああ……」

 遠回しな彼女の口振り。
 要するに、この見学の理由自体を問われているのか。

「何というか、覚悟を決めに……?
 ほら、僕だっていつかは候補者に選ばれる日が来るかもしれませんし。
 だから、現候補者の人に色々話を聞いておきたくて。直接。
 なので、何かアドバイスなどあればお願いします」
(@27) つよし 2022/02/23(Wed) 19:52:08

【独】 奇形 メイサイ

 ユメスケさんに、ロッタリー制度候補者の対象外だから後学のために見学に来たと言った。
 ナツメさんに、臓器移植を受ける予定があるからどのように提供者が決まるかを知りに来たと言った。
 ハナサキさんに、いつか候補者に選ばれるかもしれないから話を聞きに来たと言った。

 今は対象外だけど、臓器移植を受けた人間は移植から10年経過したら制度の対象に入る。
 だから、全部嘘じゃないよ。
(-553) つよし 2022/02/23(Wed) 20:05:16
メイサイは、ユスとアクタのやりとりを微笑ましく眺めている。仲良しだね。
(t34) つよし 2022/02/23(Wed) 20:21:15