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【見】 バンカー ストレルカ「…カポ・レジーム マンジョウ様」 「お水は必要ですか?」 当たり前といえば当たり前だが食堂が賑やかだ。 ふと通りがかって様子を窺い、 キャプテンが""限界""になっているのを見て また何か『アタリ』を引いたかと案じて尋ねた。 想定外の挙動です。 (@9) unforg00 2024/03/24(Sun) 22:40:59 |
【見】 バンカー ストレルカ「我が友」「李徴氏」 残念ながらメモリ内を検索しても中国古典や それを基にした変身譚のデータは無かった。 真相はオタクのみぞ知る。多分。 「はい。こちらバンカー・ストレルカです」 「出航後の格納庫内の点検調査結果を提出しましたので 後ほどメインコンソールにて確認していただければと」 ""限界""になっていても報告はする。 「どうぞ」 貰ってきた水をバケツリレーした。バケツじゃないけど。 (@10) unforg00 2024/03/24(Sun) 23:15:42 |
【秘】 ディーラー アルバトロス → バンカー ストレルカ「是非機会を持っていただきたくッ!」 現金なことに明るく言い放って―― 「えっほんとに」 「…………」「辞書データに問題がございますね。失礼いたしました。 ええ、ええ、大変ありがたく思いますが―― あくまで賭けでございますからね!」 振る舞いの一貫性はあるものの、A級AIに期待される一貫性かと問われれば疑問の残る挙動をしている。 「負ければいっそ、機械式時計でも持ちましょう。 雰囲気作りにはなるやもしれません」 「さて! 本題とまいりましょう。 このように参加者の方へ1枚、ディーラーにも1枚。 ディーラー側のカードは1枚が公開されておりまして」 ぺらりとめくったのは。 「相手の手札を考え…… 引くか? 勝負か? そのような読み合いのゲームでございます」 (-184) p_h_game 2024/03/24(Sun) 23:49:25 |
【見】 バンカー ストレルカ「…確かに古典文学のデータは あまりインストールされていませんね」 「学習データのカテゴリを増やす良い機会かもしれません」 そのうち古のサブカル文化に染まっているかもしれない。 どうしよう。 「日陰」 「カポ・レジーム マンジョウ様には 日陰はあまり似付かわしくないと思いますが… いえ、お好きなように呼んでいただければ」 AIは陽のオタクという概念がわからぬ。 「はい。問題はありませんでしたが、形式的なものですので」 よろしくお願いします、と帽子を脱いで一礼。 そのまま暫くは食堂で飲食する人々を見ているつもり。 (@11) unforg00 2024/03/25(Mon) 0:18:28 |
【秘】 通信士 カテリーナ → バンカー ストレルカにっこり満面の、少しだけ照れた笑みで頷いてみせる。 喜びに喜びを、嬉しさに嬉しさを、渡して受け取る。 そんなありふれた”普通”。それが此処にもあることが嬉しくて。 今、この時だけはこの船が誰のもので、何を運んで、これから行く先で何が起きるのかを……忘れられた。 緊張した様子で撮った写真を見る……フリをして、 横目でこっそりあなたの様子を伺う。 良い写真、の一言で緊張を解いて息を零した。 「そ、そぉ、ですかぁ?えへへ、それならよかったです♪」 また少し照れた笑みを浮かべて礼を述べる。 写真を褒められたことなどなかったし、それに…… 自身の切り取った”平穏”を、認めてもらえたような気がして。 だから、つい 「ね、ストレルカさん」 (-195) 968. 2024/03/25(Mon) 0:36:27 |
【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロス「ともすれば、そのうちに トランプカードを借りに訪ねることもあるかもしれません」 意気揚々と言われたなら、前向きに検討してはいる様子。 「このように経験によって学習するように、というのは── オーナーから申し付けられている事ですので」 「協力していただいているのだから、それくらいは」 あくまで賭け、という言葉には、もちろんです、と返しつつ。 一般的に、AIは嘘を吐かない。 言葉通り、あなたには協力してもらっている立場だ。 稼働年数の差こそあれ、同じA級AIである事もまた事実。 多少の言葉の乱れ程度は気にしない。 穏やかな気質ゆえ、元よりそうではあるが。 「では、ワンゲームお付き合いいただきます」 さり、と捲られたカードが微かな音を立てる。 伏せられたカードの中身はAIにも予測できない。 知識では知っている。 人はその予測不能に、そして駆け引きに胸を躍らせるのだと。 配られたカードは、。 (-208) unforg00 2024/03/25(Mon) 1:27:16 |
ストレルカは、揺れる尾に手を振り返して見送った。 (t2) unforg00 2024/03/25(Mon) 1:28:48 |
ストレルカは、自分も後で映画を見ようか、と考えている。 (t3) unforg00 2024/03/25(Mon) 1:29:13 |
【秘】 ディーラー アルバトロス → バンカー ストレルカ「勿論未開封のデッキも準備がございますよ。 傷で見分けるテクニックというものは、 実のところ人間である方が得意ともされます」 仔細を覚えていられる、という能力は機械のほう。 わざと傷をつける、という挙動をするのは人のほう。 保存されるべき物品に損傷を与えることは、どうしても避ける。 「ではもう1枚。 この結果を見て引くか勝負か、になりますね。 ここで21が完成すれば私の負けやもしれません」 「ディーラーはプレイヤーの行動が終わってからの行動ですが…… 16以下であるなら絶対に引かねばなりません。 私が引き続けて21を超えることがあれば、 ストレルカ先輩の勝ちですとも」 公開されたカードは『4』であるから、おそらくはヒットすることになる。 最初の2枚で21が完成しているナチュラル・ブラックジャックはありえないから―― 現状、アルバトロスがやや不利、かもしれない。 (-213) p_h_game 2024/03/25(Mon) 1:48:20 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 通信士 カテリーナバンカーが知っているのは、いつもにこやかなあなた。 それから、先刻ほんの一瞬だけ現れた、笑みとは違う表情。 あなたが本当は誰であるか、何を為しにここに来たのか。 これから行く先で何が起きるのか。 それはもちろん、知る由もないこと。 だからこそ過ごせている"平穏"かもしれないけれど。 照れくさそうに表情を綻ばせるあなたを見る。 平穏な時間の、ありふれた、けれどきっと掛け替えのない喜び。 一連のやり取りに、『嬉しい』のラベルを貼って、記録した。 「はい。何でしょうか」 それもたった一瞬、瞬きの間に終わる。 そうして、ふと名前を呼ばれたから。 写真の表示された端末から目を離し、 変わらず笑みを浮かべているであろうあなたを見た。 (-219) unforg00 2024/03/25(Mon) 2:35:51 |
【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロス「ああ、なるほど」 「傷のひとつも勝敗に関わるのですね」 言われて初めて思い至ったという様子。軽く顎を擦る。 メモリ内を検索し、以前に見た映画の記録を引っ張り出す。 確かにそこでは故意に新たな傷を付け、 それを目印に見事にイカサマを成功させていた。 言われなければ、何処ぞの誰かに 一杯食わされていたかもしれない。 柔軟性で言えばやはり人間に軍配が上がるらしい。 「確率の上で言えば私の方が多少有利に思えますが」 「半端なカードを引けば後が苦しいのは、どちらも同じですね」 勿論、どれだけ演算をしても答えは出ないし、 今からイカサマなんてできもしない。するつもりも無いが。 確率の上で言えば勝つ可能性は決して低くはないけれど、 運次第で如何様にも転ぶ。結果が演算できないというのは、 ああ、これは──新たな星系に突入した時のような感覚だ。 「私も…ノッテの一員ですから 勝負強くありたいものですが、ううん」 かつてのノッテのボスは、ハイリスクハイリターンの賭けを好んだのだという。 白い手袋をした手が再度、カードを捲る。 しゃり、と微かな音を立て、表向きにされたのは。 (-221) unforg00 2024/03/25(Mon) 3:41:59 |
【見】 バンカー ストレルカ転移中にだけ見られる朝とも夜ともつかない輝きも悪くない。 宙を見に展望ラウンジに向かう途中、 公園から漂う冷気に気付いて向かってみれば そこにあるのはすっかり雪景色だった。 「せっかく積もっているなら……よいしょ」 既に誰かの足跡があるのを見るに、誤作動ではないらしい。 手袋を外し、丸まった猫の雪像を作る。 今にも息をしそうなほど精巧だ。 (@12) unforg00 2024/03/25(Mon) 4:00:13 |
【見】 バンカー ストレルカセンサーで温度はわかるけれど、 悴む事のない金属の身体はこういう時に便利だ。 図面通りの猫を作り終われば、さく、さく。少し離れた所で。 ぽすり。雪玉を作って、投げる。 それは予測通りの軌道を描いて地面に落ちた。 「以前の航宙では、 皆さま雪合戦をしていらっしゃいましたね」 ぽつり。今回はあるだろうか、雪合戦。 (@13) unforg00 2024/03/25(Mon) 11:51:30 |
【秘】 ディーラー アルバトロス → バンカー ストレルカ「目の前で封を切る、というのは公平さの担保であるわけですね」 ディーラー側の仕込みがないことも、 プレイヤーに提示しなければならない。 抜け道がさまざまあるとしてもだ。 「まさしく! ブラックジャックは相手を妨害しないゲームですので…… 引かれたカードから確率を推測するしかございません」 プレイヤーが複数名いたとして、 周りの引いたカードで『残り』を読むしかない。 「定石としては、ええ。 『11』以下であれば超過しませんので、引くものです。 超えるようであれば――悩みどころでございますね!」 当然のことを敢えて口にする。 それは再認識のためであったり、揺さぶりのためであったり、 盤面のほかから情報を得るためであったり。 「どうなさいます?」 (-231) p_h_game 2024/03/25(Mon) 12:00:40 |
【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロス「定石こそあれ、極論を言えば運次第。 実に公平な、そしてシンプル且つ奥深いルールです」 「あなたに頼んでよかった。 良いチョイスですね、アルバトロス」 たとえ知識としては既に知っているものだとしても、 説明を伴う経験は学習に効果的だ。 敢えての解説に小さく頷いて。 引かれた二枚のカードに視線を落とす。 バンカーの表情は至って平常通り、焦った様子も無い。 ただ、少し考えるようにして。 「であれば、そうですね──」 引かれたカードは計14。 8、9、10を引かなければ超過はしない。 逆に言えば──運悪く引いてしまえば、一転して負けうる。 リスクを避けるならここでスタンドするのも手だが、 「ヒット」 かつり。硬質な指先がテーブルを叩く。 するりと捲られたカードは、。 (-232) unforg00 2024/03/25(Mon) 12:32:34 |
【見】 バンカー ストレルカ>>101 >>102 「雪だるま……いえ、これは」 「猫、でしょうか」 戻って来れば、精巧な雪像の横にちょこんと小さな猫が居る。 頭の上の三角形ふたつと、それから 雪像と並んでいる事から猫と推測しただけだけれど。 尻尾もあればよりそれらしいか。 AIには作れない、デフォルメの効いたかわいらしさだ。 「良い出来ですね」 誰にともなく呟いて、そうだ。 せっかくなら写真を撮ろうと思い立って、 視覚センサーのカメラモードを起動。 ふたつ並んだ白い猫たちがかちりとメモリ内に保存された。 (@14) unforg00 2024/03/25(Mon) 12:46:50 |
【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロス「スタンド。」 揃ったのは最善でこそないが、次善の数字。 指を解き、手のひらを下に向け。 迷いなく、はっきりとそう宣言した。 (-234) unforg00 2024/03/25(Mon) 12:54:52 |
【秘】 ディーラー アルバトロス → バンカー ストレルカ(負ける 気がする なあ〜〜ッ!!)虫の知らせや勝負勘など、経験則による曖昧な予測。 人に比べて膨大なデータを保持できるのだから、 疑似的に再現できるに違いない――という頭の悪い設計思想。 組み込んだ理由は『面白そうだから』。 「ええ、ええ。良い判断かと! 私の手札は『4』と『2』でしたので……」 当然、振る舞いには出ない。 ゲームが始まってまだ終わっていないのだから、 テーブルにつくディーラーは余裕綽々であるべきだ。 さて、表にされたカードの数字は低い。 ルール上も戦略上も引かないという選択肢はない。 「……ここでエースが出ればソフト17でございますねえ。 こちらではハードでない限りヒットするルールでございます」 何が引かれようと2枚引かざるを得ないことを説明してから、 順番に引いたとを手元で捲る。 [→] (-243) p_h_game 2024/03/25(Mon) 18:54:59 |
【秘】 ディーラー アルバトロス → バンカー ストレルカ[→] 「…………」 「私の手札、低すぎ……!?」 古代インターネットミームをどこから学習したものか。 さすがに口元を覆ったのち、軽く眉間をつまんだ。 「いえ、まあ、もう一度ヒットするのみですが。 これで最後のヒットでございますね」 泣いても笑っても、なんて適当な言葉はつけない。 ゲームの結果で泣くのは人間だけだ。 はたして、引き当てたのは。 (-244) p_h_game 2024/03/25(Mon) 18:59:23 |
【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロスディーラー側はいずれにしても二枚のカードを引く事になる。 確率論の上ではやはりリスクを負っている事に変わりなく。 例外を考慮しない予測の上では現状は有利と言えるだろう。 けれど試行回数が多いという事は、 それだけ運による例外──『上振れ』が起こり得る。 「ああ……いえ、ここからです」 古代インターネットミームはカポ・レジームの影響か。 ともかく、察した。 見事にギリギリを引き当ててしまっている。 とはいえ、勝負が決まったというにはまだ早く。 むしろ人間的には、窮地に陥ってからが勝負…ともされる。 果たして捲られたカードは、 (-259) unforg00 2024/03/25(Mon) 21:24:42 |
【独】 バンカー ストレルカ「演算を開始」 「ハロー、アルフォンソ」 「あなただったらどうしますか?」 「そうだなあ、僕だったら──」 (-257) unforg00 2024/03/25(Mon) 21:24:51 |
【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロス「…ふふ」 26。 ディーラーが21を超えた場合には、 バストしなかったプレイヤーは勝利となる。 「私の勝ち、ですね。アルバトロス」 「時計のカタログは必要ですか?」 緩く口元は弧を描き、小首を傾げて分かたれた勝敗を述べる。 その動作は平時よりも人間らしく。 AIはどんなに小さな事も忘れない。 時計のくだりを再び持ち出しつつ。 アンドロイドでも、ゲームの結果に笑う事はできるらしい。 (-260) unforg00 2024/03/25(Mon) 21:25:59 |
【秘】 通信士 カテリーナ → バンカー ストレルカとん さっき指差していた花の方へと、跳ねるように一歩踏み出して。 願いの込められた花を、 自然公園の風景を、 穏やかな光の疑似太陽を、 順に目に映して。 あなたに背を向けて、 表情は隠したまま けれど一片もウソのない、 言葉を続ける。きっと、これはあなた達にしか言えない。 偽りなく在れるあなた だから、つい 「こんな日がずっとずっと」 内にしまってた 「ずぅっと、続けばいいですね!」 本音を零してしまう。 (-262) 968. 2024/03/25(Mon) 21:30:48 |
【見】 バンカー ストレルカ>>103 >>104 ジャコモ 「アソシエーテ ジャコモ様」 「おそらくはソルジャー ヴィーニャ様の作品かと。 足跡が合致していますから」 声を掛けられ、振り返る。 指差した先には、足跡模様の足跡が点々と。 真っ白に積もった雪の上に続いていた。 「猫だるま…隣に作れば、家族になりますね」 他愛ない事を言いつつ、 猫だるまが作られていくのを見ていた。 胴体は少しバランスが悪くなってしまったかもしれないけれど、 猫耳はちゃんと立っている。猫だるまと呼べるだろう。 「雪合戦、いたしますか? このままでは人数が足りませんから、 船内にアナウンスを掛けて 皆さまをお呼びすることもできますが…」 各々どこかでのんびりと暇を潰しているだけで、 雪合戦となれば喜んで来る人はきっと居るだろう。 そんな考えのもとの提案だ。 #公園 (@15) unforg00 2024/03/25(Mon) 21:42:43 |
【見】 バンカー ストレルカ「ソルジャー ユウィ様」 「どなたかが気候を冬に設定されたようです。 雪も水分の少ない柔らかい雪ですから、 雪遊びに適したものですよ」 「過去に雪合戦をした方からも好評でした」 まさか冬にしたどなたかが傍に居るとは思うまい。 気ままに訪れた大きな影の方を見遣り、 一礼をしたのち、広がる雪景色を見遣った。 #公園 (@16) unforg00 2024/03/25(Mon) 21:51:50 |
【見】 バンカー ストレルカ>>110 ジャコモ 「ノッテの中でも、血の繋がりが無くとも 『家族』と表現される間柄の方は居ますから 今とそう変わりないのかもしれませんね」 給料なりボーナスなり、の言葉には 学習データをいただけるだけで十分ですよ、と返し、… 「アナウンス、掛けるまでもありませんでしたね」 頷いて、繋ぎかけていた通信を閉じる。 賑やかになりつつある公園を見渡して。 「猫だるまたちに当たらないところにしましょうか」 広い船内。公園もそれなりの広さがあるだろう。 ピクニックに来た二人も居ることだし、 雪合戦をするならば、それらに当たらないところがいい。 #公園 (@17) unforg00 2024/03/25(Mon) 22:17:09 |
【見】 バンカー ストレルカ (@18) unforg00 2024/03/25(Mon) 22:19:00 |
【見】 バンカー ストレルカ「ああ、そうでした」 完璧な比率に意識が逸れていた。かちり。 四人…四匹?家族になった雪の猫たちを写真に収めて。 アンドロイドは高性能なのでハンズフリーで写真も撮れる。 何なら送信までハンズフリーだ。文明はつよい。 #公園 (@19) unforg00 2024/03/25(Mon) 22:27:39 |
【秘】 バンカー ストレルカ → palla ヴィーニャそうして、あなたのハイ・ウォッチに写真が送られて来る。 四つ並んだ雪の猫たち。それぞれが作った家族。 決して溶けて消えない記録のかたち。 『統一連邦歴----年-月-日 星間航行船ヴェスペッラにて』 (-281) unforg00 2024/03/25(Mon) 22:31:28 |